水(ミネラルウォーター)について考える

人間の生活で欠かすことのできない水・ミネラルウォーターについて。

活性酸素を除去する水

2013-07-04 12:42:37 | 日記
水分子は二つの水素と1つの酸素というきわめてありふれた単純なもので、しかも非常に安定していますが、それが集まって液体になると複雑な構造と不思議な特徴をもつようになり、また変化しやすい不安定な物質に変わります。
健康に良い水かどうか、おいしい水かどうかの違いは、そうした構造の違いによっても大きく左右されています。良い水かどうかを考える場合、第一に、健康に良いミネラル分がたくさん含まれているとか、体に悪い物質や変な臭いを発する物質が入り込んでいない、などというように、その中に溶け込んでいる物質の質と量が問題になります。
しかし、中に何が入っているかだけでは、水の機能のすべてを語ることはできません。クラスターのような水自体の構造の違いが、物質に対する反応などの特性を大きく変化させるからです。水は構造が変わるだけでおいしくなったり、健康的になったり変化します。このような水の善し悪しについて、酸化還元電位という、ちょっと難しそうな面から考えることもできます。
これは、最近の健康情報ではおなじみの「活性酸素」の話と深い関係があります。酸素はそもそも非常に活性な物質で、ほかの物質と反応して変化させる力が強いものです。私たちの体が酸素を利用しエネ~ギーを発生させているのも、酸素のそうしたラジカルな性質を利用したものです。また免疫システムが外敵を退治する場合にも、体内の活性化した酸素が大きな役割を果たしています。このように活性酸素は体に欠かせない役割を果たしていますが、一方で臓器や血管の細胞にとりついて老化させてしまうという悪さもします。
活性酸素は、ガン、糖尿病の合併症、心臓病、アレルギー性疾患、動脈硬化など、非常にさまざまな現代病のリスクファクターとなっているのです。いま挙げた現代病はいずれも完治の難しい、余生を左右するような大きな影響力をもつ大変な病気です。こうした病気の予防には日ごろからできるだけ活性酸素の毒から身を守る必要があるわけですが、ストレス、排気ガス、水道水の塩素、
酸化した食品など、現代社会はますます活性酸素にあふれています。
その意味でも、塩素の多い水道水やプールの水には注意したほうがよいわけです。

神秘な生命が宿す水

2013-07-04 12:39:26 | 日記
水が器にしたがってどのようにでも形を変え、どこへでも染み込んでいくことからもわかるように、水のクラスターの大きさも簡単に変化します。
たとえば、何万年も変化しない氷のクラスターが最も大きく、水蒸気のクラスターが最も小さいことからもわかるように、水は温度を上げるほどクラスターは小さくなります。

ほかにも電気的・磁気的な環境の変化によっても、クラスターは簡単に変化します。水は塩素などの化学物質を含むとクラスターが大きくなりますが、それは清水器を通すだけで小さくなるのです。

最近注目されてきた水の活性化とか活性水も、このことと密接な関係があると考えられています。
水の構造と生体の関係はまだまだわからないことがたくさんあって、現在の科学ではとても「さまざまな条件を抜きにクラスターの小さい水は必ず健康に良い」とは単純に断定はできません。しかし、健康に良い水、おいしい水とは、その内部に溶けている物質の違いだけで決まってくるわけではなく、液体の水の構造、あるいはもっと未知の世界のような、人間にはわかりにくい世界も大きく影響していることは確かなようです。

活性の高い水はクラスターが小さい?

2013-07-03 09:20:24 | 日記
一つの推論として言われているのは、クラスター(水分子の集合体) の小さな
水は胃や腸などの粘膜から吸収されやすく、また細胞内への浸透も早いないか、という理由です。たしかに、おいしい水は口にふくんだだけでとろっとした感触があり、口内部の粘膜がやさしくおおわれるように感じます。
口や喉の粘膜から、すぐに細胞にしみこんでいくような味わいを感じるのです。それが、クラスターの小ささなのかもしれません。実際、おいしい水はいくらでも飲めるほど飲みあきすることはありませんが、たくさん飲むとすぐにトイレに行きたくなるのもよく経験することです。このことも、おいしい水はクラスターが小さいためにすぐに吸収されて、体内でも体じゅうをぐるぐるまわっていることを示しているのです。
一方、水道水のようなクラスターの大きな水は生体への親和性が悪く、まるで水道管を通っていく水のように、消化器管内部の粘膜とは無関係に進みます。人間の胃袋は、そうした生体に吸収しにくい違和感のある水を腸のほうヘスムーズに送りませんから、水を停滞させてしまい、食欲不振を起こしてしまいます。
コップ1杯でも、お腹がふくれてしまうわけです。真夏に水分をとりすぎるのは夏パテのもとと言われますが、それは胃腸の調子をくずしてしまうからです。水というのはそれほど消化に悪いのですが、活性の高い水は、いくら飲んでも食欲不振になったりすることはありません。
水は、さまざまな栄養分やビタミン、ミネラルを溶かして生体の内部に入り込み、さらにさまざまな生命システムのなかで流通させています。特に、根から光合成の原料である水を取り込んでいる植物にとっては、その水が吸収しやすいかどうかは生体の維持には大きな問題になります。実際、雪解け水で育てると種子の発芽が早まる、野菜の成長が良くなる、鶏の産卵率が上がる、ヒナの成長が早まるということはよく知られています。また、微弱な電気や磁気の影響を受けた活性水によって同様の効果が認められることもわかっています。
こうした現象が、クラスターの大きさと関連があるのかもしれないと考えられています。味についてはともかく、私たちの体の健康にとって考えてみれば、吸収しやすいということは間違いなく良いことです。胃腸のはたらきに負担がかかりませんし、吸収されたあとも血液などの体液として体のなかでよりスムーズに機能するでしょう。十分に水をとることが健康のもとであるならば、できるだけ吸収の良い水をとるべきです。

水分子の仲間の大きさ(クラスター)

2013-07-03 09:14:22 | 日記
見た目は同じ水でもまったく違う水があるということは、飲み比べてみれば誰にでもよくわかります。

塩素の多い都会の水道水はコップ1杯飲むと胃にたまってしまい、それ以上飲みたくなくなります。
一方、おいしい湧き水はいくら飲んでも飲みあきることなく、お腹がガポガポになることもありません。ビールを飲まない人は、ジョッキに何杯もお代わりするビール党を見て「なぜあんなにたくさん飲めるのか」と疑問を抱きます。これはビールの炭酸ガスや香りや味が飽きさせないだけでなく、アルコールが含まれているので吸収が早いという理由があります。
しかし、同じ水なのに、いくらでも飲めるというのはどういうことでしょうか。科学的にはっきりわかっていることではありませんが、1つは水分子の状態が違うのではないかという説があります。
水の最小の状態は、2つの水素と1つの酸素が結合した状態です。空気中では、この分子が浮遊しています。このH2O分子がたくさん集まった状態が水で、空気中では雨となって降り注がれるわけです。ただし、H2O分子が集まるとき、個々の分子はいくつかずつのグループになって固まり、そのグループが集まって水を形成しています。
この水分子のグループのことを「クラスター」と言います。見た目はまったく同じ水でも、分子レベルのスケールで見ると、クラスターの大きさはかなり異なっていることがあります。塩素処理された水道水は一般にクラスターの大きい水で、湧き水などの自然に浄化されたきれいな水は一個一個のクラスターが小さいという特徴があります。水道水を括水器で浄化した水も、必ずといってよいほどクラスターが小さくなっています。つまり現象面だけを見れば、おいしい水というのはいずれもクラスターが小さくなっていて、クラスターの大きい水というのはすぐにお腹がガポガポになっておいしくない、ということになります。それが何故なのかということに関しては、さまざまな推論がありますが、完全には解明されていません。

水の出入りが新陳代謝

2013-07-03 09:11:18 | 日記
体に取り入れるほうの1日の水分量として最も多いのは、お茶や水として飲む分で、だいたい1200ccです。次に、食べ物に含まれる水分も予想以上に多く、それだけで1リットルの水分をとっています。生の野菜は9割前後は水ですし、炊いたご飯にもたくさんの水分が含まれています。
しかしこれでは合計して2200ccで、出ていった水分量2500ccとのバランスがとれません。残りの300ccは、どこから体内に入るのでしょうか。実はこの分の水分は、体内でエネルギーを発生したときの化学反応の結果として、体内でつくられているのです。水は大気圏も含めた地球全体を大きく循環することによって地球環境を二疋に保っていますが、体を一つの世界としてみると、体を出たり入ったりすることによってその生命環境を一定に保っているのです。この水の出入りこそ、私たちの体の新陳代謝の基本にほかなりません。