紫陽花の季節も、中盤をこえました。
初夏には小さく、白い花でしたが、
日ごと、花を増し、彩りを変えていきます。
主のいなくなった家でも、
待つように、花が佇んでいます。
駅までの道や、
街中の角に、日常に溶け込みながら、
静かに、存在をアピールしている、
沢山の紫陽花たち。。
手元の小さな世界から、少し目をそらしてみると、
沢山の季節の物語に出逢うことができます。
空の色も、足元の花の彩りも、
あっという間に変わっていきます。
瞬く様な時間を、
足を止めて、楽しんでみませんか?
湿気を帯びた、
梅雨の夕暮れは、
空も紫陽花の様に、光る彩りです。
from 若紫のカトリーヌ