若紫のカトリーヌ「勝手にカトリーヌコーナー」

なつかしい思い出、人、事、徒然に書いています。長年のラジオネームは、「若紫のカトリーヌ」です。

🌊水平線の彼方に🌊

2019-07-20 05:13:18 | 好きな映画色々話





🌊水平線の彼方に🌊









水平線の先につながる世界は、

どんな景色なのだろう…。



そんなことを、

よく、思い浮かべます。


遥か昔の、


大航海時代の人々の勇気は、


未知なる世界への好奇心と、

想像を絶する、

恐怖を伴うものだったことでしょう。。



自分のいる場所から見えている世界と、


水平線の向こうから見えている世界は、


受け取り方も異なる、


多様な世界なのだと思います。



✨✨✨✨✨



「海の上のピアニスト」という映画では、


客船の中に、置き去りにされた赤ん坊が、


船の中の人々に育てられ、


船の中で演奏する、


ピアニストへと成長していきます。



自分の育った船の中の世界から、


最後まで、

出ていく気持ちが持てず、


主人公のピアニストは、


船と運命を共にする道を選びます。



物語は、


切なく、悲しいラストですが、


己の人生を、


ピアニスト自身が選ぶ姿に、


共鳴を感じてしまう気持ちもあります。







✨✨✨✨✨✨



大河ドラマ化された、


城山三郎さんの作品


「黄金の日日」



船乗りの父を亡くした、


主人公・助左衛門(すけざえもん)。


長じて、船乗りになり、

大海へ向かいますが、


嵐で難破し、

ルソン(現在のフィリピン)の浜へ、

漂着します。



その地で出会った人々との交流が、

主人公・の世界観、

人生観の礎(いしずえ)となり、


新たな道が切り開かれていきます。



人生の選択肢は、右か、左かの2つではなく、


己で切り開く、

第三の道がある事を、教えられ、


勇気づけられる作品です。



大河ドラマでは、

主人公の「助左」(すけざ)を、


当時・市川染五郎さん、

現在の、松本白鵬さんが演じられていました。


CS等で、度々、再放送される、

人気作でもあります。















✨✨✨✨✨✨



遠くまで水平線が見える日は、


正反対の、

二つの物語を思い出します。



世界の様々なこと、


生きていくことの、

厳しさ、

素晴らしさを、


浜辺から想い、

水平線の彼方を見ています。





From 若紫のカトリーヌ











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