若紫のカトリーヌ「勝手にカトリーヌコーナー」

なつかしい思い出、人、事、徒然に書いています。長年のラジオネームは、「若紫のカトリーヌ」です。

🛩️🛩️7月31日は、フランスの作家・飛行機乗りであったサンテグジュペリの命日🌍🌠

2019-07-31 08:35:47 | 星の王子さま・サンテグジュペリ

🛩️🛩️7月31日は、


フランスの、 作家であり、

飛行機乗りであった、


アントワーヌ・ド・サンテグジュペリの命日です。


🛩️🛩️🌍🌠









サンテグジュペリは、


「星の王子さま」で有名な作家ですが、


生涯、飛行機乗り(パイロット)でもありました。


パイロット時代の経験を描いた、


「夜間飛行」


「人間の土地」をはじめとする、

数々の作品などでしられています。



1945年、

世界中が、絶望的不安を抱えた、

第二次世界大戦末期…


サンテグジュペリが、選んだ道は、


長いパイロットの経験から、


フランス軍のパイロットとなる事でした。。


終戦間近の、

1945年7月31日



偵察飛行に飛び立ったまま、


サンテグジュペリは、

行方不明となります。



長い間、行方不明であるとされてきましたが、


数年前、


海底から、飛行機の残骸、遺品が発見されました。。



🛩️🛩️🛩️🛩️🌍



「もしかしたら、どこかで生きているかもしれない…」


私は、そんなことを、思い、

ずっと願っていました。



発見の知らせを聞き、

やはり、星になられたのだと、、

悲しいながらも、ようやく、納得しました。


🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟



物語の中では、


「星をみあげるときに、ぼくをおもいだして。

一つ一つの星が笑っているから」と、、


星の王子さまは、


別れの際、仲良くなったパイロットに、

そんなことばをいっていました。


✴✴✴✴✴✴


この作品の冒頭には、


サンテグジュペリの年上の親友であった、


レオン・ウォルトへの献辞が添えられています。


ユダヤ系であり、当時、危険で、

辛い状況にあった、


親友を励ますために、


この本は捧げられていました。


戦後を生き延びた、レオン・ウォルトが、


親友の行方不明(戦死)の報を知り、

とてもショックを受け、

悲しんだ…という、

エピソードを聞いたことがあります。



極限の状況時でも、

友を思い続ける心は、

変わらずに存在することが出来るのだと、

たまらない気持ちになりました。


✴✴✴✴✴✴


星の王子さまの言葉の様に、、


友達のいる星は、特別に感じ、

鈴の様に笑い、

たくさんの星々が輝くことを思いながら、


今日の夜空に、祈りを捧げたいとおもいます。




From 若紫のカトリーヌ










🌊水平線の彼方に🌊

2019-07-20 05:13:18 | 好きな映画色々話





🌊水平線の彼方に🌊









水平線の先につながる世界は、

どんな景色なのだろう…。



そんなことを、

よく、思い浮かべます。


遥か昔の、


大航海時代の人々の勇気は、


未知なる世界への好奇心と、

想像を絶する、

恐怖を伴うものだったことでしょう。。



自分のいる場所から見えている世界と、


水平線の向こうから見えている世界は、


受け取り方も異なる、


多様な世界なのだと思います。



✨✨✨✨✨



「海の上のピアニスト」という映画では、


客船の中に、置き去りにされた赤ん坊が、


船の中の人々に育てられ、


船の中で演奏する、


ピアニストへと成長していきます。



自分の育った船の中の世界から、


最後まで、

出ていく気持ちが持てず、


主人公のピアニストは、


船と運命を共にする道を選びます。



物語は、


切なく、悲しいラストですが、


己の人生を、


ピアニスト自身が選ぶ姿に、


共鳴を感じてしまう気持ちもあります。







✨✨✨✨✨✨



大河ドラマ化された、


城山三郎さんの作品


「黄金の日日」



船乗りの父を亡くした、


主人公・助左衛門(すけざえもん)。


長じて、船乗りになり、

大海へ向かいますが、


嵐で難破し、

ルソン(現在のフィリピン)の浜へ、

漂着します。



その地で出会った人々との交流が、

主人公・の世界観、

人生観の礎(いしずえ)となり、


新たな道が切り開かれていきます。



人生の選択肢は、右か、左かの2つではなく、


己で切り開く、

第三の道がある事を、教えられ、


勇気づけられる作品です。



大河ドラマでは、

主人公の「助左」(すけざ)を、


当時・市川染五郎さん、

現在の、松本白鵬さんが演じられていました。


CS等で、度々、再放送される、

人気作でもあります。















✨✨✨✨✨✨



遠くまで水平線が見える日は、


正反対の、

二つの物語を思い出します。



世界の様々なこと、


生きていくことの、

厳しさ、

素晴らしさを、


浜辺から想い、

水平線の彼方を見ています。





From 若紫のカトリーヌ










🎆7月14日は、パリ祭🎆

2019-07-15 08:59:45 | 好きな映画色々話


🎆7月14日は、パリ祭🎆






フランス革命記念日である、7月14日は、

日本では、「巴里祭」パリ祭と、いいます。


なんとも、レトロ感あふれる、

ロマンチックな呼び方です。



戦前の、モノクロのフランス映画に、

「巴里祭」という、

ルネ・クレール監督の作品がありました。


ヒロイン役の、アナベラという女優さんが、

とても好きです。。


日本でいうと、「田中絹枝さん」の様な、

女優さんと、

昔の映画解説者の方や、

フランス映画好きな、愛川欽也さんが、

そんなたとえを、されていました。

ロマンチックな曲と共に、

レトロ、アンティークな雰囲気に、

とてもひかれています。。


梅雨の一時、

ロマンチックな世界に、

ひたってみることも、

なかなか、

素敵なことかと思います。


飾る花は、

やはり、


一輪の薔薇が素敵です。。




From 若紫のカトリーヌ







😺猫のいた教室で・中島敦の「山月記」🐯

2019-07-14 03:12:50 | 本の思い出・猫の思い出



😺猫のいた教室で・

🐅中島敦の「山月記」🐯









今週、


高校の現代国語の教科書から、


中島敦の「山月記」が、なくなるかもしれない…

という、


ニュースを聞きました。



「山月記」(さんげつき)の持つ、


深い孤独や、プライド、


人生の中の意味は、


高校生の時には、


理解しづらい部分もありましたが、



社会人になり、


年月と共に、


少しずつ、身に染みて、

理解が出来はじめる…。


そんな、内容に思えています。



人生には、


時間をかけて、

理解する事ができることがある…。


そのための、

「種をまいておく」ことは、



必要な事だと、思っています。



✨✨✨✨✨✨



私自身、


高校の国語の授業で、


中島敦の「山月記」を学びました。



今ひとつ、

理解しづらい雰囲気の授業でしたが、



「山月記」を習っている間、


教室のベランダに、


茶トラの野良猫が、

ふらっとあらわれました。。



「山月記」では、


虎に変わってしまう、

主人公の名前が、李徴(りちょう)でした。



クラスの誰かが、


「李徴だ!りちょうがきた!」と、

言い始めました。



そして、

その野良猫に


「りちょう」と名付け、


皆で、お弁当のおかずをあげて、

餌付けをしてしまいました。



その後、


仲間のグレー系の猫も、

ベランダにやってくる様になりました。



その猫には、


「山月記」に出てくる、


李徴の友人の名前をつけ、


「えんさん」と呼んでいました。



ベランダから、教室内に入り、


教壇の近くで寝そべり、


授業に参加している様な、

猫たちでした。



各教科の先生方も、


「りちょう」と「えんさん」という名前に、


なんとなく、


納得をして下さり、


猫も、私たちクラスも、


そのままにして下さっていました。



猫との授業は、


その後、

私たちのクラスの卒業まで続いていました。。



今であれば、

不可能な光景かもしれません。。



当時の先生方のおおらかな、

優しさがあったことにより、


過ごす事が出来た、


不思議で、

優しい時間でした。




「山月記」の名前と共に、


今も思い出す、

教室のワンシーンです。




From 若紫のカトリーヌ









君の名を呼ぶ🌈虹と雪のバラード⛄

2019-07-12 17:28:23 | 札幌オリンピック・フィギュアスケート



君の名を呼ぶ


🌈虹と雪のバラード⛄









フィギュアスケーターへの、

インタビュー記事などで知られる、


アメリカ🇺🇸のスポーツジャーナリスト・

Jack GallagherさんのTwitterに、


札幌オリンピック・


フィギュアスケート女子銅メダリストである、


ジャネット・リンさんを起用した、


日本のCMの記事がアップされていました。


⛸️Jack Gallagher@sportsjapan

Twitter記事より







私自身は、アーカイブ映像などで、

ジャネット・リンさんの当時のパフォーマンスを、

見たことがあります。


年長の、私の家族、親戚の何人かは、


札幌オリンピックの事をよく覚えており、


ジャネット・リンさんの話を、

度々、聞かされておりました。



今も、

「ジャネット・リンは、可愛かった」と、

言っているほどです。



当時、札幌在住の叔父からは、


転んでしりもちをついても、

ニッコリ笑顔で立ち上がって、演技を続けたこと、


選手村の部屋にサインを残したこと、

等など、


様々なエピソードを聞かされていました。




リンさんの笑顔や、愛らしさ、

健気さは、

とても心に残っていたのでしょう。。



数年前、


札幌・真駒内にて開催された、

フィギュアスケートNHK杯を観戦に行きました。


会場の側には、


札幌オリンピックのジャンプ競技で使用された、

コースが見え、


真駒内で、

札幌オリンピックの競技が開催された事に気づきました。。



ジャネット・リンさんの事を、

語ってくれた叔父は、


数年前に、他界してしまいましたが、


真駒内の地名と、

ジャネット・リンさんの名前と共に


叔父との事を、

懐かしく思いだします。。



思い出に繋がるエピソードに、

笑顔があることは、


温かく、

嬉しい気持ちにさせてくれます。。



From 若紫のカトリーヌ







⛸️2019年11月日本開催の、


フィギュアスケートNHK杯は、

札幌・真駒内で行われます。


その頃には、

きっと、

初雪の便りが届いていることでしょう。。