ドライブ旅記

軽自動車ダイハツWAKEでドライブ旅を始めました。その様子です。

郡山〜磐城棚倉へ たまにはバスもいいね

2024-03-16 08:26:00 | 旅行
重い雪が降り続く田沢湖駅から向かったのが郡山駅。

郡山では夜にお目当てのお店でおいしい和食をいただく予定。

宿へのチェックインを済ませ、入店までの時間つぶしに、駅から近い映画館で、二度目のゴジラー1.0を観賞することにした。

【郡山テアトル】というレトロで渋い映画館はシートが赤のベロア調だ。
視聴者は、おじいちゃんおばあちゃんがほとんど。戦争にも触れてるからなのか。その年齢層の高さが逆に刺激的だ。

内容は既知だが、もうあっという間の2時間で、やっぱり面白いし、スリルの感じ方も初めてみたときのように味わえる。時間潰しとはいえ価値のある時間だった。個人的には、青木崇高さんの演技にグッと来た。さすが、優香を落とした男!

見終わってからタクシーでお店まで向かった。
お店の紹介や料理写真は割愛する。私の拙い語彙ではその方が良い。

お腹いっぱい、すべての味覚が満タンになって大満足でホテルに到着。
量も多いがお土産のご飯もつくし、サービス満点!そして結構お酒を楽しんでしまったので、帰りは随所随所覚えてなかったが、ホテルについてちゃんと歯磨きもしていたし、カバンも忘れてなかった。

問題は、夜中の地震に遭遇したことだ。震度5弱の地震が発生し、郡山も震度4。
突き上げる揺れ。短い間だったのが幸い。もしあの揺れで長く揺れられるとどうしようも出来ない。

被害は大したこともなく次の日は笑い事になりそうなのでこの発言はいいと思って言うが、ベッドの中でエクソシストのシーンみたいになっていた。
『うぉぉぉぉ』としかいえなかった。

私にとっては311以来久々の震度4だったが、311を東北で経験した人には、この時期にあの揺れでは、苦い思いが込み上げただろう。
被害が大きくなくてよかった。

↑ホームの、のり弁売り場

翌朝は、予約していた磐城棚倉のお目当てのお寿司屋さんに向かうべく、郡山駅に向かうが、地震の影響で水郡線が止まっていた。
場内には身動きのとれない学生やサラリーマンがたむろしていた。
駅前のタクシー乗り場の行列も何事か?というほどに並んでいた。

そこで、別ルートとして、郡山から新白河まで新幹線で向かい、そこからバスで磐城棚倉駅まで向かうルートを選んだ。

バスは1時間に1本くらいのペース。タイミングが良く乗れたので待ち時間に退屈することはなかった。

この日の白河は、天気が良く、風も強くないので寒さは感じず気持ちがよい。

バスのルートは途中からとてもユニークな道を走る。

バス用の1本道で、車道が狭い。
両脇が林だったり田んぼで、スリリング。
風景を見ながら4.50分ほどの時間を楽めた。





駅前の図書館で1時間くらい時間を潰して、お店に向かうことにした。

妙の湯で出会った樺細工の本があったので見てみると、樺細工は、山桜の皮でできていることを知った。皮の剥ぎ方まで写真で掲載されていて、その工芸文化が魅力的だった。外国の方の方が、その魅力にはまるかもしれない。

奇跡のりんごの木村さんの本も読んでみた。不思議なエピソードと共に、やはりそうなのか、と妙に納得できる話もあり、偶然目に飛び込んで出会ったものは必然なんだなと理解した。

図書館をあとにし、道中をてくてく歩く。

目を惹くマンホール
銀行のロゴがカラフル

お城がある街ならではの文化財

10分ほど歩いて寿司屋に到着。
ここでも写真などは割愛する。
神のような腕をもつ板前さん。おいしすぎて笑うしかない。
ーーー
寿司屋の大将との会話で出てきた陸奥国一宮の神社が2つあるとのことで、知らなかったので寄ってから帰るとする。
歩くこと15分ほど


着いたのは【都都古和氣神社】






空気がひんやりして、とても静か。
参拝を済ませ、裏参道から駅に向かった。



駅近くにある和洋菓子屋【甘盛堂】にて、いちご大福やビスマン、どら焼きをゲット。

バスまでの時間が10分ほどあるので、図書館へ立ち寄った。
ほんとうに落ち着く図書館だなぁ。好き。

来た道をバスで通り、新白河駅に到着。
ここからやまびこに乗って帰路に着いた。


夜ご飯は抜いて早めに就寝。
美味し楽し旅でした。













新幹線旅〜乳頭温泉編

2024-03-14 13:27:00 | 旅行
今回の旅は、雪がしんしん降り積もる秋田の乳頭温泉への旅のため、ドライブでの旅行は諦めて、こまち(新幹線)旅にするとした。

今回泊まる温泉は、【妙の湯】。
10年ほど前に、同じ乳頭温泉の【鶴の湯】に泊まったことはあったが、そのさらに奥の秘湯だ。

今回も前情報を入れずに感じるがままに味わおう。

新幹線で【田沢湖駅】下車。


ここから宿までのバスが出ているので4.50分のんびりと雪景色を見ながらのバス旅になる。
(バス運賃840円)

途中で【田沢湖】も止まり、乗降客を送迎する。

【鶴の湯】への直行バスが出ているバス停にも止まり、ここでもたくさんの方が下車した。

のらりくらりと山道をのぼり、妙の湯の前に着いた。

宿にチェックインすると、川が流れる雪景色を見ながら、温かいお茶と味噌汁がサービスされた。
これはうれしい。

係の方によると、混浴露天風呂(いちばん大きいスペース)も楽しめるそうだが、17時〜18時くらいは女性のみの時間帯になるそうで、着いてすぐに楽しむことにしよう。

ーーー
部屋は昭和レトロ。
和モダンというより、洋館に近い。
これは意外だった。
トイレも最新式(フタ自動でオープン)でキレイ。




ーーー
お風呂は金の湯、銀の湯とあり、金の湯は茶色の濁り湯。銀の湯は無色透明。
どちらも香りは弱めだが、温度調整が絶妙に良く、川の流れと雪景色をセットに、いつまでも入っていられた。

そして楽しみにしていた夕食タイムがやってきた。新幹線では、軽めに柿の葉寿司をつまんで、夕食のための空腹を用意しておいたのが正解だった。

まずはビールということで、私は田沢湖ビールを。味わいがあって美味しい。
前菜は秋田ならではの食材を活かした味付けでどれも絶品。

【ひろっこ】という山菜の酢味噌和えがめちゃくちゃうまい。どんぶりいっぱい食べられそうだった。




ふかひれの茶碗蒸しもおいしかったなぁ。

ばっけ(ふき)の天ぷらと稲庭うどん。


秋田の鍋 山菜貝焼き
濃厚な出汁も旨く、〆のあきたこまちと共にいただくためにキープ。




ヒラメのお造り。エンガワ美味。


由利牛のしゃぶしゃぶ。



きのこ汁うめぇなぁ

デザートは、いちごと桜餅

美食堪能の夜だった。


風呂に入る前に、お水のポットがセルフサービスでおいてある。
ここの水は樺の木の湧き水とのことで、とても美味しい。

水は大事。
おいしい水と食事と温泉で体が生まれ変わった。