みなさぁ~~~ん
こんばんはぁ~~~
昨夜は3時間、あっという間の素敵なひとときでした!!
『希扇会』という長唄と三味線と舞の舞台で、
流派をこえて結成された会は、45年の歴史があります。
この中心物となるのが、先月講演会でおめにかかった、
三味線の大御所『稀音家六綾(キネヤ・ロクアヤ)』さん。
途中、スポットを浴びてテクニカルな三味線を弾いても
動じないというか、体に三味線がもうくっついているようにみえるほど
三味線が体の一部のように、それでいてなんとも艶っぽくて、凛としていて。
うっとり聴き入ってしまいました。
この会は毎年100人近い出演者で構成されていますが、
出演のほとんどが先生たちなので、まずテクニックがあること。
そして、日本の芸能を守る観点で、その先生方が、
東京大学と国際基督教大学の長唄研究会の学生さんたちを呼び、
オープニングではお囃子6人のうしろに、
4段の緋毛氈が敷いてあるひな壇に50名ほどの学生さんたちがずらり!
半分が御三味線、半分が長唄の方で『越後獅子』を。
オペラ『蝶々夫人』に、この曲のメロディが一部使われているそうです!
私は初めて知りました!ビックリ!聴き直してみます!
そんな生き生きとした華やかな始まりでした。
ちなみに昨日のプログラムは、
全部で3時間!!
私が行く前に想像していたのは、
ただ、下手(しもて)から出てきて下手へ去っていく、
発表会のようなものを想像していたので、
あんなに舞台演出がされていて、ショーアップされた舞台で
たのしませてくれるなんて思ってもみませんでした。
特に最後の鬼女慟哭偲道行(きじょどうこくしのびみちゆき)
は100分という超大作なのですが、
ここからがこの会の真骨頂!
舞台の表半分を演じているあいだに、
もう半分の裏舞台ではすでに次の準備が出来上がっており、
表の舞台が終わると反転して、裏に控えていた舞台がすぐに
タイミングよく始まる仕組みです。
昔、欽ちゃんやドリフなど、贅沢なセットが組めた頃の時代も
舞台の大きなお皿の上にセットが組まれていて、
中華料理のテーブルのようにぐる~っと舞台そのものが動いてしまう、
あの仕組みです。
しかも歌舞伎のように下からせり上がってきたり、
花道に20人の三味線軍団が登場し演奏したり、
かと思うと色違いの華やかな着物で枚の方々が登場したり。
また照明も、四谷怪談のお岩さんを題材にした場面などでは
そのあたりの効果がとてもよかったです。
やはり、舞台って、演出とか仕掛けとか、照明、衣装!
これらが贅沢だと、よりいい芸術がいきますね!!
そして!!
前の方の席でかぶりつきでみてよかったのは、
お囃子のかたがたの演奏の集中力!!
篠笛も太鼓も、途中の舞台転換で
ソロで吹きながら出てきた尺八がまた音が最高でした!
幕が上がった時点で演奏の出番がない人は
きりっとした表情で、役者のように瞬き一つせず、
出番が近づいて来たらおもむろに鼓を手にし、
なんともスカッとする声で、
イヨオ!
ハッ!
イヨオ~!
ハァッ!!
ヒュイーーーーーーーーー!!
トントコトン!
トントコトン!
あのお囃子がどうやら私、相当好きみたいで(笑)
はまった。
今週もまたお能があるので、あの能管の
もうひと段階上のピュイーーーーー!!を
聞けるのがとっても楽しみです!!
途中、長唄や三味線の世界により親近感を覚えるお楽しみコーナーも!
今年は特別に『東京音頭』をインドネシアのガムランとコラボした一場面もありました!
インドネシア出身で一緒に演奏するるいるいも
ステージで時々ガムランを演奏してくれますが、
昨日の楽器自体を見るのは初めてだったので、
今度会った時にこんな楽器だったと話してみようとおもいます!!
というわけで、いい刺激のシャワーを浴びてまいりました!!
みなさんもお体に気をつけて、
明日はしゅうのおへそ!!
がんばりましょう!!
今夜はこのへんで!!
おやすみなさぁ~~~~~い
こんばんはぁ~~~
昨夜は3時間、あっという間の素敵なひとときでした!!
『希扇会』という長唄と三味線と舞の舞台で、
流派をこえて結成された会は、45年の歴史があります。
この中心物となるのが、先月講演会でおめにかかった、
三味線の大御所『稀音家六綾(キネヤ・ロクアヤ)』さん。
途中、スポットを浴びてテクニカルな三味線を弾いても
動じないというか、体に三味線がもうくっついているようにみえるほど
三味線が体の一部のように、それでいてなんとも艶っぽくて、凛としていて。
うっとり聴き入ってしまいました。
この会は毎年100人近い出演者で構成されていますが、
出演のほとんどが先生たちなので、まずテクニックがあること。
そして、日本の芸能を守る観点で、その先生方が、
東京大学と国際基督教大学の長唄研究会の学生さんたちを呼び、
オープニングではお囃子6人のうしろに、
4段の緋毛氈が敷いてあるひな壇に50名ほどの学生さんたちがずらり!
半分が御三味線、半分が長唄の方で『越後獅子』を。
オペラ『蝶々夫人』に、この曲のメロディが一部使われているそうです!
私は初めて知りました!ビックリ!聴き直してみます!
そんな生き生きとした華やかな始まりでした。
ちなみに昨日のプログラムは、
全部で3時間!!
私が行く前に想像していたのは、
ただ、下手(しもて)から出てきて下手へ去っていく、
発表会のようなものを想像していたので、
あんなに舞台演出がされていて、ショーアップされた舞台で
たのしませてくれるなんて思ってもみませんでした。
特に最後の鬼女慟哭偲道行(きじょどうこくしのびみちゆき)
は100分という超大作なのですが、
ここからがこの会の真骨頂!
舞台の表半分を演じているあいだに、
もう半分の裏舞台ではすでに次の準備が出来上がっており、
表の舞台が終わると反転して、裏に控えていた舞台がすぐに
タイミングよく始まる仕組みです。
昔、欽ちゃんやドリフなど、贅沢なセットが組めた頃の時代も
舞台の大きなお皿の上にセットが組まれていて、
中華料理のテーブルのようにぐる~っと舞台そのものが動いてしまう、
あの仕組みです。
しかも歌舞伎のように下からせり上がってきたり、
花道に20人の三味線軍団が登場し演奏したり、
かと思うと色違いの華やかな着物で枚の方々が登場したり。
また照明も、四谷怪談のお岩さんを題材にした場面などでは
そのあたりの効果がとてもよかったです。
やはり、舞台って、演出とか仕掛けとか、照明、衣装!
これらが贅沢だと、よりいい芸術がいきますね!!
そして!!
前の方の席でかぶりつきでみてよかったのは、
お囃子のかたがたの演奏の集中力!!
篠笛も太鼓も、途中の舞台転換で
ソロで吹きながら出てきた尺八がまた音が最高でした!
幕が上がった時点で演奏の出番がない人は
きりっとした表情で、役者のように瞬き一つせず、
出番が近づいて来たらおもむろに鼓を手にし、
なんともスカッとする声で、
イヨオ!
ハッ!
イヨオ~!
ハァッ!!
ヒュイーーーーーーーーー!!
トントコトン!
トントコトン!
あのお囃子がどうやら私、相当好きみたいで(笑)
はまった。
今週もまたお能があるので、あの能管の
もうひと段階上のピュイーーーーー!!を
聞けるのがとっても楽しみです!!
途中、長唄や三味線の世界により親近感を覚えるお楽しみコーナーも!
今年は特別に『東京音頭』をインドネシアのガムランとコラボした一場面もありました!
インドネシア出身で一緒に演奏するるいるいも
ステージで時々ガムランを演奏してくれますが、
昨日の楽器自体を見るのは初めてだったので、
今度会った時にこんな楽器だったと話してみようとおもいます!!
というわけで、いい刺激のシャワーを浴びてまいりました!!
みなさんもお体に気をつけて、
明日はしゅうのおへそ!!
がんばりましょう!!
今夜はこのへんで!!
おやすみなさぁ~~~~~い
今年はこの夏まで色々なものを観たり、人とお会いしたり、刺激の多い日々でした。これからもみかんさんに負けないくらいたくさわんみたいな~