それは
私がまだ20歳位の頃
当時60代の祖母(48歳時の孫)と
TVを見ていた時
車椅子の認知症のお年寄りを見て
私「あんな風になってまで
生きていたくないなぁ」
…とポツリ。。
祖母は
「みんなそう思っているけど
生きてしまうんだから仕方ない。
私もポックリ逝きたいけどねぇ」
そう言っていた祖母は
脳出血のため
数時間意識不明のまま
70歳で逝ってしまいました。。
一方…
90代まで生き延びた母は
今、病院で“排泄困難”の辛さで
10分置きのトイレコール。。
その度にベッドから起き上がり
ポータブルトイレに移動する
…という
90代にとって、ある意味
“ハードなリハビリ”(笑)を
必死に続けています。
私が付き添えない夜間は
仕方ない事だけど“拘束”されて
頻繁なナースコールも
トイレ通いも許されないのです。
(病院側を責めてる訳ではありません)
あまりの辛さから
母が涙を拭いながら一言。。
「こんなに痛くて辛いなら
長生きするんじゃなかった」
一瞬、かける言葉が
見つかりませんでした。。
もしかしたら、入院せずに
あのまま自然に看取った方が
母にとって幸せだったのでは。。
この先の
何年かの余命のQOLを考えて
手術を決断したけれど
私のエゴだったのかと
一瞬、後悔すらしました。
長生きすることは
果たして“幸せ”なのか。。
人生の大きな疑問を
突きつけられたようです。
病院への道で見上げた
梅雨晴れの朝の空
でも…!
今日13:00から手術です。
おかげさまで
内視鏡の組織検査の結果は陰性で
全ての検査結果から
93歳の身体でも
全身麻酔に耐えられそうです。
…と言っても
基本は腰椎麻酔のみ。
母の精神状態によっては
全身麻酔に切り替えるそうです。
命に関わるような手術でないので
あのトイレコールから
解放されると思うと
気が抜けて
疲れが一気に出てきました(笑)
さて♪
これから病院へ行ってきまーす!
病院への道すがら
アガパンサスの花びらのアップ
後ろにある枯れた花びらが残念(^^;
スマホで撮って加工しても
充分綺麗なのも残念。。(;_;)