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日本の競歩の歴史

2019-11-20 22:17:00 | 日記

こんばんは。

yukiです。

さて今回は日本の競歩の歴史に

ついて書いていきます。

前回、競歩がオリンピック種目

になったのは約100年前と書きました。

詳しくは1906年アテネ中間大会で

男子のトラック競技として始まり

1932年ロサンゼルス大会から

道路競技50kmが始まった。

その次の大会ベルリン大会で

日本競歩選手が初めて

オリンピックの舞台に立って

いるみたいです。

意外と昔から出場してるんですね。

そこから多くの選手が世界の選手と戦い

何度も世界の壁に

跳ね返えされてしまいます。

世界選手権では入賞者を出すも

オリンピックではなかなか

入賞することができなかった。

しかし

2008年北京大会で

50k競歩で初の入賞者が

誕生するのです。

それが競歩界のレジェンドの1人

山崎勇喜選手です



勝手に名前と写真を出して

すみません。

*写真は一緒に練習をさせて頂いた時のです。

この入賞を皮切りに

日本の競歩のレベルが飛躍的に

上がるのです。

まさに日本競歩界のバブル時期の到来。

アジア大会、世界陸上、

オリンピックで続々と入賞者をはじめ

メダリストの出てくるのです。

ここからは勝手に名前を上げます。

あと成績間違っていたらすみません。

2014年 仁川アジア大会 

鈴木選手 20k 2位

2015年 世界陸上北京大会 

50k 谷井選手 3位

2016年 五輪リオ大会 

50k 荒井選手 3位

2017年 世界陸上ロンドン大会 

50k 荒井選手 2位 小林選手 3位

と入賞者だけでなく

世界大会でついにメダリストが

誕生したのです。

しかし

ここで終わりではありません。

2018年 世界競歩チーム選手権大会

50k 日本チーム 優勝 

20k 日本チーム 優勝

2018年 ジャカルタアジア大会 

50k 勝木選手 優勝

2019年 世界陸上ドーハ大会 

50k 鈴木選手 優勝 

20k 山西選手 優勝

と輝かしい成績を収めています。

山崎選手、勝木選手、小林選手

とは練習を一緒に

させてもらいましたし

よく飲みにも行きました。

また練習もしたいし

飲みにも行きたいですね〜!

と少し余談という名の自慢になって

しまいましたが…笑

本題に戻りましょう。

日本人の特徴でもある忍耐強さで

50kではメダルを獲得してきました。

20kでは世界のスピードの壁に

跳ね返され、なかなか勝てずにいましたが

2018、2019年では 

その壁を若い選手が打ち破り

50kと20kの両方の種目で

世界の頂点に立ったのです。

女子競歩も世界で入賞するのは

難しいとされていましたが

2019年 世界陸上 ドーハ大会 

20kで6,7位とダブル入賞を

果たしたのです。

凄いでしょ?日本の競歩のレベルって。

この急激なレベルアップに

私はついていけず

取り残されてしまったのです。苦笑

ここまで日本の競歩の歴史を書きました。

ここ10年で日本の競歩は変わりました。

見た目地味かもしれないが

実績は輝いています。

そんな競歩を私は多くの人に

知ってもらい見てもらいたいのです。

次回は現時点での世界記録 日本記録を

書いていきます。

あまりの速さに

目が飛び出ないようにしてくださいね。笑

ではよい夢を

good bye!!



競歩の歴史

2019-11-19 20:23:00 | 日記
こんばんは。

yukiです。

では早速競歩の歴史について

書いていきます。

競歩の歴史には諸説あります。

*古くローマ時代の軍事訓練
 遠征地での娯楽競技が発展。

*1750年頃英国の貴族の間で行われていた
 散歩が競技化

*王族、貴族の間で居城から
 砦の間の連絡に用いた健脚を
 プデストリアンと称したのが起源

など様々。

でも発祥地は欧州であることはなんとなく

わかると思います。

私は軍事訓練から

来たのかなとは思います。

日本の自衛隊で予備自衛官という

制度があるんですが

その予備自衛官の体力検定で

競歩ではないが速歩という種目が

あるのでその速歩が競技化して

競歩になったのだと勝手に思っています。

競歩がオリンピック種目になったのは

約100年前。

100年も続いてるんですね。

失格がありゴールできないかもしれない

厳しい競技なのに100年続いていると

思うとなんか凄いですよね。

それだけ競技を始めたら虜になってしまう

競技なのかもしれませんね。

私はその虜になってしまっている

1人なんですけど笑

競技をやらなくても

観戦してくれる人にも虜になって

もらうため

次回は日本の競歩の歴史を

書いていきます。

次回で日本の競歩のレベルの

凄さを実感できるのではないでしょうか。

書いている私が興奮してしまうぐらい

日本の競歩のレベルは今、凄いです。

これを読んで競歩見てみようかな?

大会会場に足運んでみようかな?

って少しでも思って頂けたら

私はとても嬉しく思います。

是非次回、ご期待ください。

って自分でハードル上げてしまった笑

私、頑張ります!




競歩の失格について

2019-11-19 07:02:00 | 日記

おはようございます。

yukiです。

ブログたくさんの方が

読んでくれたみたいで






なんかランキング上がってました。

ありがとうございます。

早速前回の続きを書いていきます。

前回競歩には道路競技では6~9人

トラック競技では6人の

審判員がいると書きました。

さらに違反をしたらすぐに

失格になるわけでないとも書きました。

ではどのようにして失格となるのか?

簡単に説明すると

競歩審判員のうち 

3人以上の審判がルール違反と判断し

レッドカードを書いたときに

失格になります。

これではすぐに失格になるじゃんを

思われると思います。

でも私は前回すぐに

失格にはならないと書きました。

矛盾してる。

そう思うでしょう。

しかし、この説明を聞けば納得するはず。

まず審判員は

イエローパドルというものを

持っています。






このパドルは選手が

ルール違反をしそうな時に

マークを見せて歩形を直すように

注意を促します。

Wはロスオブコンタクト

はベントニー

を示しています。

選手はパドルを出された

時点から歩型

修正しなくてはいけません。

パドル出した審判員の

元に再び戻って来たときに

歩型が修正されていれば

セーフ。

されていないとみなされればアウト。

修正できていないと

一枚レッドカードが付くのです。

これが3人以上の

審判員からもらってしまうと

失格になるのです。

要は3人以上の

審判員から注意を受け歩型を

修正しなければ失格。

ちなみに審判員は注意のパドルを

何回でも選手に見せることができます。

レッドカードは1選手1枚のみ。

なので1人の審判員が

同じ選手に2枚レッドカード

出すことはできません。

あとすみません。

私一発失格のことを忘れていました。

一発失格とは

国際陸連や日本陸連が主催する

競技会では

残り100mから

フィニッシュまでの間に

歩型違反があったと

主任が判断した場合は

主任以外の競歩審判員から

1枚もレッドカードを

もらっていなくても

主任単独で失格となります。

なので最後の最後まで

気が抜けないのです。

どうしても最後の100m

頑張ってペースを上げてしまうんですよ。

大学生、社会人選手で一発失格は

なかなか見ないですが

高校生選手には多く見られますね。

すみません。

すぐに失格にならないと書きましたが

すぐに失格になることもあります。

常に冷静な判断が求められる

競技なのです。

私も高校時代

国体のレースで

最後の100mで9,10位争いをして

自分自身完璧に走っていたと

感じていたので

主任が自分たちに近づいて来たとき

私は一発失格を覚悟しましたが

結果

10位に入った選手が主任の一発失格。

私は安堵とともに

競歩は恐ろしいと感じました。(笑)

その私と競り合いをして

一発失格になった選手は

のちに日本競歩の

強化指定選手になっていました。

と私の体験談を書いてしまいましたが。

いかがでしょうか?

競歩の失格の流れを

ご理解頂けたでしょうか。

ちなみに審判員が選手にパドルを

出すときはこんな感じ






審判員も大変なんですよ。

なぜこんなに大変な

スポーツができたのか?

次回は競歩の歴史について

書いていきます。

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

では良い1日を!



競歩のルールパート2

2019-11-17 19:06:27 | 日記

こんばんは。

yukiです。

今日の仕事は忙しくてやばかった。

忙しすぎると謎のテンションに

なって逆に楽しかったり。(笑)

まぁそれはさておき

今回は競歩のルールパート2

いうことで

ベントニーについて書きます。

ベントニーとは

足が着地した時から

体の真下に来るまでの間に

膝が曲がった状態があるという

反則です。

はい。

理解できました?






理想のフォームは写真の通りで






ベントニーの反則を取られる

フォームはこんな感じです。

走るとき着地した際

膝は曲がり膝のバネを

利用して前に進みます。

その行為が走ってると

判断され反則となるのです。

え?

そんなことしたら

膝を痛めそうだし前に進まない。

そう思う方のいるでしょう。

そこで生きてくるのが

競歩特有のクネクネフォームなんですよ。

これは後ほど。

とりあえずベントニーとは

膝が曲がっていると取られる反則です。

ここまでご理解頂けたでしょうか。

ちなみにレースでは

審判員は道路競技で6~9人

トラックでは6人の審判員が

選手の歩形違反をジャッチしています。

歩形違反をしたらすぐに

失格になってしまうのか?

そうではありません。

違反をしたら

すぐ失格になってしまっては

競技として成立しなくなってしまいます。






画質が悪いですが写真で見て

わかるようにほとんどの選手が少しですが

地面から足が離れています。

1キロ4分のペースで歩くのですから。

嫌でも離れてしまいます。

では全員失格ではないか。

と思われた方。

違うんですよ。

ここで競歩の面白さが出てくるんです。

審判員のジャッチはあくまでも目視。

ここ大事。目視。

審判員の目で見て

両足が地面から離れていなければ

違反ではないのです。

審判員の目で見て

膝が曲がっているように見えなければ

違反ではないのです。

ですから競歩には

審判との駆け引きが生まれてくるのです。

ではどうなったら

失格になってしまうのか。

それはまた次回書きます。

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

good bye!!




競歩のルール

2019-11-16 21:47:00 | 日記
こんばんは。

yukiです。

私の住んでいる場所は

もうすっかり雪化粧されてしまいました。

とりあえず寒すぎ

毛布を羽織ながらブログを更新中。

さてさて

前回、競歩には

審判との駆け引きがあると書きました。

競歩は速く歩くスポーツです。

なので走ってはいけない。

そのためにしっかり

歩いているのかを

審判がジャッチをしているのです。

サッカーでいえば

ファールみたいなものです。

どのようにして

審判は歩きと走りを

見分けジャッチしているのか?

まず競歩には2つのルールが存在します。

・ロスオブコンタクト
・ベントニー

簡単に言えば

・両足が地面から離れる
・膝が曲がっている

なんですけど、、、

まずはロスオブコンタクト

について説明します。

ロスオブコンタクトとは地面から

両足が同時に離れた状態があると

反則と取られます。







写真のように

走るときは両足が地面から

離れるのに対して歩いているときは

どっちらかの足は地面についています。

なので両足が地面から

離れていると走っているとみなされて

反則を取られてしまうのです。

これが競歩のルールの一つ

ロスオブコンタクトです。

次回はベントニーの

説明をしていきますね!

最後まで

読んでいただきありがとうございます。

おやすみなさい。