以前、1人でランドに行ったことを翌日書くと言いながら、2週間が過ぎてしまった。お詫び申し上げます。
先月末に東京ディズニーランドに1人で初めて行った。昨年は、会社の同期と行って8年ぶりのランドを楽しむことが出来たが、どこか心が満たされなかった。なぜなら、一緒に行った同期は、アトラクションしか乗らない人だったからだ。
相手のことを悪く言いたくはないが、ランドに行ったらアトラクションはもちろん、ショーやパレードを観るのは必須だ。これら3つを堪能して、初めて「ランドに行って楽しんだ」と言えるだろう。このうちどれか1つでも欠けたら、本当の意味でランドを楽しんでいるとは言えない。
それはさておき、今回の初めての1人ランドでは、自身の誕生月ということでバースデーシールを貰い、服に貼って1日を過ごすことにした。正直言うと、前日まではそれが出来るか不安だった。グループでの来園者が多い場所で、アラサー男という夢と魔法が無くなって来ている者が、一人でバースデーシールを貼って園内を過ごすのは場違いすぎる、と思っていた。だいぶ思い込みが激しいように思われるが、1人でやると痛い目で見られそうなことをするときは、どうしてもマイナス思考が発生するものだ。
しかし、その思いは杞憂に終わった。バースデーシールを貼っていても、他のゲストには気づかれることは一切なかった。実はパーク内のゲストは、自分たちが楽しむことを考えているためか、他のゲストをほとんど気にしていないのだ。だから、1人でディズニーに行ってバースデーシールを貼ることは、恥ずかしいことではないので、是非やってほしい。
バースデーシールを貼って過ごすとこんな良いことが起こる。
・キャストから笑顔で「ハッピーバースデー!!」や「お誕生日おめでとうございます!!」と祝福される
・パレードで、キャラクターたちと目が合うと祝福される
・キャラクターグリーティングで、キャラクターたちから全力で祝われる
・グッズを買ったり、食事をするとレシートに「Happy Birthday 」と記載される
〈レジの画面にもHappy Birthdayと表示される〉
読んで分かると思うが、バースデーシールを貼っていたら、とにかくお祝いされるのだ。それは嬉しいことだが、それに加えて1人だと祝われることによって貰える幸せや喜びを独占することができるのだ。誰かといると、不思議なことに自分の幸せが、その人たちにもシェアされることがある。
それはそれで喜ばしいことだが、本来10貰える幸せがシェアされることにより、3や4と少ない数で貰うことになってしまう。少ない数よりフルで幸せを貰うことで、心は満たされ、それにより「幸せに満ちた人生を過ごしたい」と思う活力を生み出すのだ。そう言えるのは、実際に自分が経験したからだ。
1人でパークに行ってバースデーシールを貰い、貼り付けて1日を過ごすことは、幸せに生きるエネルギーを貰える楽しいイベントだ。