わんこ問題 愛犬の身になって考えてみよう

間違った風説風評で愛犬たちが泣いています。白衣を着た妖怪の治療でも被害を受けています。ご自分の頭で考えてみましょう。

マイクロチップの詐欺商法!大震災に悪乗り チップでは迷子犬盗難犬は探せないのに!

2012-08-09 07:47:01 | ペット
 東日本大震災で飼い主と離散した愛犬たちが沢山いたことは確かだ。
しかし、そのことを理由にして、マイクロチップを一般の愛犬家に売り込むことは一種の詐欺商法だ。マイクロチップでは迷子犬や盗難犬は探せないからだ。

 マイクロチップは設備が完備した検疫所などでは固体識別に有用だが、設備が整ってない市町村では無用な長物でしかない。つまり、マイクロチップに書き込んである情報を読み取るリーダーという読み取り機がないと、その情報は読み取れない。そのリーダーは警察などには設置してない

 マイクロチップの販売促進を図っている獣医師会などの費用でリーダーを設置してある保健所などがあるが、その設置数がきわめて少ない。
その上、迷子犬が自分でそのリーダーのある所を探して行く筈もないし、犬を盗んだ泥棒がわざわざリーダーのあるところに犬を連れて行くわけもない。

 なのに、日本獣医師会はマイクロチップを装填してあると、迷子犬や盗難犬はすぐに見つかりますと宣伝広告している。誇大広告というよりも法律的には不当表示だ。犯罪だ。必要不可欠な設備が完備してない欠陥商品の詐欺商法だ。国民の愛犬家を惑わし、故意に誤解させている。

 世界各国を愛犬を連れて入国する時は、その国の犬の検疫を受ける。各国が伝染病の侵入を防止するためだ。
世界各国の検疫制度の多くは、犬へのマイクロチップの装填を義務づけている。犬の固体識別が容易で検疫事務が簡素化され、管理も厳格にできるからだ。

 マイクロチップは直径2mm、長さ12mmのIC(電子回路)チップだ。その中に飼い主の国名や住所氏名、犬の検疫に必要な事項が書き込まれている。犬の生涯にわたり有効だ。逆に言えば、その記録を消すことはできない。
そのICチップの記録をリーダーといわれる読み取り器で読み取る。直ちにその犬の素性が判明する。国家などの管理する立場から見ると、実に便利な電子機器だ。

 そのような便利なICチップが世の中にあるなら、犬などの動物だけでなく、人間にも装填してはどうか。納税管理や犯罪者の管理にも有益だろう。
特に、幼児や認知症の老人は迷子になることもあるから、マイクロチップを体内に埋めこんだらどうだ。

 しかし、管理上便利なものでも、マイクロチップの人間への装填は人間の尊厳を侵害するとして許されない。悪徳商人による人権侵害だと大騒ぎになることは間違いない。
 かなり昔の映画の話だが、近未来の空想の世界で、全住民がマイクロチップを埋め込まれ、独裁の警察国家が住民をコントロ-ルしていた。人権も自由もない恐ろしい管理社会だ。 
 言い換えると、マイクロチップは、世界各国の検疫の手続きの簡便さと厳密さを保持するために採用されている電子回路だ。そこには、動物愛護の思想や人権に相当するような動物の権利の考えは微塵もない。検疫を受ける飼い主が家族同様にかわいがっている愛犬も単なる「物」としか見てない。愛情や慈悲など人間的な感情は無視されている。

 マイクロチップはアメリカを中心にしたメーカーが、愛玩動物、特に犬を対象として儲けるために世界中に広めたものだ。犬の検疫には必須不可欠な商品にまで押し上げた。数社ほどのマイクロチップメーカーがあり、各社がその市場拡大に鎬(しのぎ)を削っている。
 そのマイクロチップは愛犬たちの健康には何の益もない。体内に埋め込まれた有害無用の異物に過ぎない。

 その犬の健康に無益なマイクロチップを日本国内にいる犬に広めようと日本獣医師会がマイクロチップメーカーと手を組んで悪あがきをしている。
 東日本大震災で迷子になった犬が多くいたことに悪乗りして、そのマイクロチップを愛犬家に売り込むキャンペーンをしている。火事場泥棒的な詐欺商法だ。飼い主がだませれると、その愛犬が被害を受ける。

 獣医師会と賄賂接待付け届けで癒着結託した小役人がいる市町村では、税金を流用して、マイクチップの装填に助成金を出しているところもある。悪政のきわみだ。

 都道府県の獣医師会の中にはマイクロチップの装填に補助金を出したり、安く販売しているところもあるようだ。何のための出費だ。疑問だ。考えてみよう。
獣医師会は、何の関係もない他人の犬が迷子になることを心配をしているわけではない。何かの見返りを期待しての出費だ。

 狂犬病注射の副作用で他人の犬を殺しても、死んだ犬の健康状態が悪かったからだとか屁理屈をこねて補償をしない獣医が殆どだ。所有権侵害の憲法違反の犯罪だ。獣医界は金銭に汚い。無責任で金儲け第一主義だ。
そのようなカネの亡者の集団である獣医師会が補助金を出してまでマイクロチップの装填を進めるには、その裏には隠された画策がある。

 日本獣医師会がマイクロチップを犬に装填する真の目的は狂犬病ワクチンを押し売りするためだ。マイクロチップの情報を元に毎年その犬に狂犬病注射を強要して儲けるためだ。

 マイクロチップを手がかりに、原価100円とも言われている狂犬病ワクチンを3,000円ほどで売りつけて儲けるためだ。その日本国内の市場規模は軽く100億円を超す。濡れ手に粟のぼろ儲けだ。獣医師会に所属している獣医の利益は多大だ。動物病院の大きな収入源になっている。

 本来、狂犬病が根絶したわが国には犬の狂犬病注射は無用だ。世界の清浄国で狂犬病注射を法律で強要している国はない。日本だけだ。日本の獣医界は金儲けに狂っているということだ。狂犬病の名称は、その実態にあわせて「狂金病」と改名したほうが良い。

 マイクロチップの販売促進をしているAIPOは日本獣医師会の忍者的な別働隊だ。つまり、国民の目を日本獣医師会からそらせるようにカムフラージュ(偽装)したいかがわしい団体だ。その事務局は東京都港区南青山の日本獣医師会内にある。電話も日本獣医師会の代表番号でも通じる。

 そのAIPOのネット上の記事「マイクロチップによる固体識別により期待できる効果」には、「迷子になって発見された動物の身元がすぐに確認でき」とか、「盗難などのときは確実な身元を証明できる」と記載されているが、絵空事だ。

 そのようなことができそうだと獣医師会が期待しているということであり、実際にはできないことのほうが圧倒的に多いだろう。
実際にはできないことを如何にも簡単にできるかのように宣伝広告するのは詐欺集団の常套手段だ。
 
 マイクロチップの根本的な問題はその読み取り器を設置している保健所や動物保護センタ-が少ないことだ。獣医師会が主体になってその設置を進めているが、保健所によっては、全く設置してない所も多い。
 それだけではない。その読み取り器はメ-カ-よって機能が異なり、他社のマイクロチップだとその番号を読み取ることができない。 
例えば、シャープのテレビはパナソニックのリモコンでは作動出来ないのと同じだ。作動する電波の周波数が違うのだ。マイクロチップを国際的な基準で統一しようとする動きはあるが、すべてのメーカーが従っている状況ではない。
 
 読み取り器がなかったり、あっても、他社の互換性の無い読み取り器だと、マイクロチップは役に立たず、犬に有害無用な異物でしかない。

 さらに、その読み取り可能な距離はメーカーにより異なり、7~15cmほどだ。つまり、犬を約10cmくらいまで近づけないと電波が届かない。テレビのリモコンの電波は3~4mも届くが、マイクロチップの電波は10cm位しか届かない。
つまり、その読み取り器を持って、10cmまで犬に近づけないと読み取ることができない。

 メーカーのホームページにマイクロチップを装填してあると、飼い犬が「迷子になっても、必ず、飼い主の元に帰ることが出来ます 」とある。ウソだ。誇大広告というより、詐欺的な宣伝広告だ。

 迷子の犬が自分で読み取り器のある所に行って、読み取りできる距離(10cm)まで接近することはありえない。読み取り器が自動的に迷子のお知らせをするかのようなマイクロチップメーカーの宣伝広告にだまされないことが大切だ。

 獣医師会の上述の「身元がすぐに確認でき、不幸な処分を未然に防ぐこと」は、実際にはできない。
 保健所は、犬猫を里親に出すか、殺すなどの「処分」をしなければならないと政令で定められている。つまり、保健所に持ち込まれた犬猫は、一定期間後にマイクロチップの有無に関わらず、「処分」をすることになっており、保健所には、犬猫の飼い主の確認をする義務は無い。
 マイクロチップを装填してあると、「不幸な処分を未然に防ぐことが可能である。」とは詐欺師の作り話と同じ騙しの手口だ。

 保健所では殺処分の時、犬の首輪は外さないで毒殺や窒息死させる。作業員が犬に噛まれて怪我しないためだという。だから、首輪に名前や住所が書いてあっても保健所の担当者は誰も確認しない。名前入れカプセルも蓋を開けて中身を確認することはしてない。
 ましてや、殺処分する前に、すべての犬にマイクロチップを埋め込んであるかどうかを確認するような作業はしてない。読み取り器を犬に接近させて、マイクロチップを埋め込んだ犬を探すような煩雑な作業はしてない。
 なお、マイクロチップを埋め込んだ犬は全国平均で100匹中1~2匹しかいない。

 盗難犬の場合も、愛犬を盗んだ人はその犬を読み取り器のある所に連れては行かない。自首する泥棒は殆どいない。盗んだ犬をわざわざ読み取り器にかける泥棒もいない。上述の「確実な身元証明ができる」とは無意味な絵空事だ。 

 当たり前のことだが、保健所でも何処でも、マイクロチップが無くても、犬の身元確認はきわめて容易だ。飼い主もその愛犬も、お互いを見ればすぐに喜び合う。飼い主である証拠物みたいなものは不要だ。

 マイクロチップも狂犬病注射も日本の犬には有害無用だ。我が家の愛犬はマイクロチップとも狂犬病注射とも無縁だ。おかげさまでワクチンの副作用の心配をしたことがない。ハイ。
 悪徳獣医の口車に乗って愛犬にマイクロチップを装填して、毎年狂犬病注射をするようだと、その愛犬がかわいそうだ。喜ぶのは悪徳獣医だけだ。愛犬は早死にする。


 備考
 
 この随想は愛犬と共に海外在留中のNoriNoriさんのご投稿が元になっている。
随想 犬の狂犬病検疫を改悪!国際的潮流に反逆! 英国等4ヶ国の清浄国を指定地域から除外!のコメント欄に貴重な情報提供があった。厚くお礼を申し上げる。


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