わんこ問題 愛犬の身になって考えてみよう

間違った風説風評で愛犬たちが泣いています。白衣を着た妖怪の治療でも被害を受けています。ご自分の頭で考えてみましょう。

 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ!

2011-03-07 09:35:36 | ペット
 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ!
避妊手術をした犬は尿失禁になることが多いことは広く知られている。特に雌犬に多い。
避妊手術で卵巣を切除すると、その卵巣ホルモンのエストロゲンが分泌されなくなる。すると、犬の尿道の筋肉が緩んでしまい、尿を膀胱に留めておくことができなくなる。つまり、避妊で卵巣ホルモンが出なくなると、尿道の括約筋の機能が低下する。

 多くの獣医がその事実を愛犬家の国民に隠している。避妊手術と尿失禁は関係がないとウソを言って、避妊・去勢手術を勧めている。自分が儲けるためだ。悪質な詐欺だ。
ブログ「愛犬問題」では、避妊・去勢手術と尿失禁の関係を2年前から取り上げている。獣医にだまされて、愛犬たちが健康被害を受けるのを防ぐためだ。その詳細は下記関連随想集にある。

 今回は次のアメリカの獣医学の学術論文の中にある尿失禁に関する部分を一般愛犬家が理解しやすいように意訳して紹介する。
 Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogs
犬の避妊・去勢による健康上のリスクと利点 ー長期観点から統計調査ー


 翻訳文 
 
泌尿生殖器の障害 Urogenital Disorders

 尿失禁は避妊手術をした雌犬に普通に見られる。その尿失禁は手術をして間もなくか、数年を待たずして見られるようになる。
その尿失禁の発生率は、避妊手術をしてない雌犬はわずか0,3%であるのに対し、避妊手術をした雌犬は4~20%であることが調査研究で明らかになった。
尿失禁は避妊手術と強くリンクしているので、一般に避妊性尿失禁と呼ばれている。尿失禁の生物学的なメカニズムは不明だが、尿道の括約筋によって引き起こされるものである。

 多くの(すべてではない)の尿失禁の犬は薬による治療が必要である。しかも、多くの場合、その治療は生涯続けることが必要になる。

 世代を遡って犬を調査研究したところ、しつこく再発を繰り返す尿管(膀胱)の感染症が、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、3~4倍も高かった。

 他の世代調査研究では、5歳半以前に避妊手術をした雌犬は、5歳半以後に避妊手術をした雌犬に比較して、尿管(膀胱)の感染症が2,76倍も多く発生していた。

 避妊手術をした年齢により、犬は性器の外部に異常な兆候を現す。避妊手術をした雌犬は陰門が奇形になったり、膣の皮膚炎、膣炎、および、尿管(膀胱)の感染症を引き起こす。
思春期以前に避妊手術をした雌犬は、このリスクが高い。

( 翻訳者 : ブログ「愛犬問題」管理人 Paroowner )


  注釈

 上記翻訳文中の「尿失禁の犬は薬による治療が必要である。」の薬は卵巣ホルモンのエストロゲンだ。つまり、卵巣を切除したために分泌されなくなったホルモンを人工的に投与すると言うことだ。獣医は手術で儲けるだけでなく、ホルモン剤も売りつけて儲けている。

「しかも、多くの場合、その治療は生涯続けることが必要になる。」とは、ホルモン剤の投与が定期的に必要になる。愛犬が生きている限り、獣医とは縁が切れないということだ。獣医は「避妊手術さま様」で笑いが止まらないだろう。白衣を着た悪魔の高笑いだ。




 多くの獣医は避妊手術と尿失禁の因果関係を否定して認めようとしない。
 一方、ネット上には獣医が因果関係を認めている記述もある。その3例をあげる。

1 尿失禁は、避妊手術との関係がある?
 貴方のワンちゃんのように、避妊手術を受けた後にこの種の「尿失禁」が発生する確率ですが、小型犬よりも中~大型犬により多くの発生を見ています。
 ちなみに、この「尿失禁」現象の発生について「避妊手術との関係の疑いがある」と、1991年に発表され、その5年後の1996年の国際獣医学会でも「重要な話題」として、世界中の獣医師に「メス犬の避妊手術の副作用」として問題提起されたんです。それで、私のような獣医先生でも、この問題を知っているのです。

2 ホルモン反応性尿失禁
ホルモン反応性尿失禁は、主として不妊手術を受けた雌犬に認められています。
手術を受けて症状が発症するまでの期間はさまざまです。この疾患の病因は
不明ですが、尿道の粘膜および筋組織の適切な維持と機能にはエストロゲンが
必要で、このホルモンの主要な出所を切除することによって、尿失禁が起こる事が
あると考えられています。ホルモン反応性尿失禁は去勢手術を受けた雄犬にも
認められています。

3 エストロゲン反応性尿失禁
卵巣摘出や卵巣子宮摘出した雌犬に生じる尿失禁である。尿道括約筋の緊張が不十分なために起こる。
早期に避妊手術をした犬に多く見られる。



 上記翻訳文の原文は上にリンクした学術論文の中ほどにある。 

Urogenital Disorders
Urinary incontinence is common in spayed female dogs, which can occur soon after spay surgery or after a delay of up to several years. The incidence rate in various studies is 4-20% for spayed females compared to only 0.3% in intact females38.
Urinary incontinence is so strongly linked to spaying that it is commonly called “spay incontinence” and is caused by urethral sphincter incompetence, though the biological mechanism is unknown.
Most (but not all) cases of urinary incontinence respond to medical treatment, and in many cases this treatment needs to be continued for the duration of the dog’s life.

A retrospective study found that persistent or recurring urinary tract (bladder) infections (UTIs) were 3-4 times more likely in spayed females dogs than in intact females.
Another retrospective study found that female dogs spayed before 5 ? months of age were 2.76 times more likely to develop UTIs compared to those spayed after 5 ? months of age.
Depending on the age of surgery, spaying causes abnormal development of the external genitalia. Spayed females were found to have an increased risk of recessed vulva, vaginal dermatitis, vaginitis, and UTIs.
The risk is higher still for female dogs spayed before puberty.



 英文の学術論文が好きな人や獣医は原文を読むことをお勧めする。
特に、獣医は英文の学術論文の読解力がなく、自分の儲けに都合がいいように曲解してる輩が多すぎる。犬の診療や狂犬病注射問題に関する国際的な潮流を理解してない。
 日本の獣医界は獣医自身の無能無知がもたらす鎖国状態の中で、ほとんど全部の開業獣医が愛犬たちの健康を無視して、無闇に避妊・去勢手術をして、金儲けに狂奔している。獣医大学の教授連も含め、恥を知るべきだ。犬の最大の天敵業界だ。

 次回は泌尿生殖器の癌 について翻訳して紹介する。


補足
2007年に公表されているアメリカの学術論文の全体を要約した翻訳文は避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳にある。
 
 避妊・去勢手術の後遺症として発症しやすくなる血管肉腫・癌精巣腫瘍ワクチンの副作用肥満前立腺癌甲状腺機能低下症、および、骨肉腫(骨の癌)については既に翻訳文を紹介してある。愛犬の健康保持にご参考になれば幸いだ。

 なお、獣医は避妊手術をすると、乳腺腫瘍子宮蓄膿症の予防になるとも主張して避妊手術を勧めているが、悪質な詐欺だ。 避妊・去勢手術によるいろんな合併症の発症を愛犬家の国民に隠している。
上記のアメリカの獣医学の学術論文を読むと、日本の獣医は愛犬家の国民をだまして詐欺商法をしていることがわかる。
 
 健康な犬の健康な臓器を切除するのはカネの亡者の悪魔の悪業だ。自然の摂理の冒涜だ。天地創造の神への反逆だ。
 
    関連随想集

1 避妊去勢手術で犬は卵巣欠落症の不定愁訴! 卵巣ホルモンがなくなり若い犬も更年期障害

2 避妊手術の卵巣子宮切除で愛犬は尿失禁に! 卵巣欠落症状

3 避妊去勢でホルモン欠落のいろんな難病に! 皮膚病、脱毛症、肥満、尿失禁、不定愁訴等

 避妊去勢有害無用論の随想集  

   狂犬病ワクチン副作用被害:日本は5万匹! 内3,000匹毎年死亡!

   民主党よ!次は犬の狂犬病注射廃止を公約に 一千万人以上の愛犬家が賛同する!

 狂犬病注射有害無用論の随想集


        狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。

 狂犬病予防ワクチン注射のからくり  狂犬病予防法は御用済みの悪法だ 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。