わんこ問題 愛犬の身になって考えてみよう

間違った風説風評で愛犬たちが泣いています。白衣を着た妖怪の治療でも被害を受けています。ご自分の頭で考えてみましょう。

フィラリア予防注射の副作用の怖さ!

2007-06-12 13:58:03 | Weblog
 平成14年5月に農林水産省から、フィラリア症の予防注射の副作用の緊急報告が出されている。副作用の内容はアナフィラキシーショック死3件、注射部位の硬結、嘔吐、元気食欲減退、顔面腫脹などだ。 
狂犬病ワクチンと同じ時期に注射すると、死ぬこともあるようだ。

 農林水産省には、全国で約800名の臨床獣医にモニタ-になってもらい、実際の医療現場の情報を都道府県を通じて、農林水産省に提供する制度がある。
そのモニタ-獣医からの報告だ。

 氷山の一角の数字だと見ている。その何千倍、何万倍の数が隠れていると見るのが順当だろう。愛犬が副作用死しても、モニタ-でない獣医は簡単には認めない。評判が落ちるからだ。それを認めても、農林水産省の報告ル-トにのせる手続きを嫌がる。儲けにならないとからと申告しない。闇から闇に副作用はないことにされる。
 だから、農林水産省にあがった数字はきわめて重大な数字なのだ。

 経口投与の場合は、すなわち、薬を食べさせる内服薬の場合のフィラリア予防薬の副作用については元気消失、食欲不振、嘔吐、あるいは歩行異常や呼吸困難を呈する大静脈症候群などが現れるようだ。
長期に投与するので、肝臓障害や腎臓障害も起こるようだ。日向には必ず、陰ができるように、副作用のない薬はないのだ。

 それなのに、獣医は愛犬家には、フィラリアの薬は副作用がありませんと、平気で言う。信じる者は救われる、のではない。信じる者は騙される、だ。

 その点では長期に服用するフィラリアの予防薬よりも、昨日の随想に記述したように、感染し、罹病したあとで、フィラリア成虫を駆除する治療薬の方がよい。一度、注射し、半年後に、もう一度、注射すればよい。回数が少ないので、副作用も少なくてすむ。

 昨日の随想から、主要部分を転写する。

 商品名「イミトサイド」が共立製薬(株)他1社から発売されている。
概要 :
  犬糸状虫駆除剤 動物用医薬品 要指示医薬品
有効成分 メラルソミン二塩酸塩
効能又は効果 : 犬の心・肺に寄生する犬糸状虫の駆除
包装
: 50mgバイアル 5本入り

 2004年3月2日の農林水産省(厚生労働省ではない)の動物用医薬品等部会でイミトサイドの安全性と有効性が再確認されている。
20施設で、1,087頭の感染犬を治療して、肝臓への副作用はないと報告されている。




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