三週間前に世界の愛犬家を震撼させるようなショッキングな報道があった。
香港政府の動物愛護局が全世界に向けて発信したものだ。
新型コロナウイルスに感染している飼い主の愛犬を検査したところ、犬に弱い陽性反応があった。だから、新型コロナウイルスは犬にも感染するおそれがある。
その犬を14日間隔離して検査するとのことだった。
14日以上が経過した2020年3月18日に次のような報道がネット上にあった。
その犬の14日隔離後の検査結果は陰性であり、犬は解放され帰宅したとのこと。
つまり、その香港発のショッキングな報道はやはり誤報だった。
というよりもデマ報道だった。
なぜ14日後の検査結果が出る前に報道したのかなど疑問の残る報道だ。
世界中を騒がしたこの香港発の報道は自己顕示欲の強い香港政府の役人の軽佻浮薄な単なる愚行だったのか、それとも犬が新型コロナウイルスに感染すると役人たちに特定の業界から賄賂接待付け届けが増えることでも期待していたのか。
いろいろ考えると、頭の体操になる。
その陰性の事実を日本向けに報道し、そのデマ報道の結末を報道したのは朝日新聞系の報道機関だけだ。
愛犬家の国民を安心させる配慮のある報道だ。社会的な責任感のある報道だ。
その朝日新聞は、香港政府が怪しげな報道をした当初も、その真偽の判断をして国民の愛犬家がデマに惑わされて愛犬に被害が及ばないように正しく発信した。
朝日新聞はいつも国民目線で取材して、国民の安心と幸せを考えて報道しているようだ。この報道から見て、朝日新聞は報道機関のあるべき理念のもとで正しい報道をしているといえる。
一方、NHKも含めた他の報道機関は香港政府の報道内容をそっくりそのまま報道していた。報道内容の真偽も考えないで丸暗記して転載するような報道だった。無能で無責任な報道ぶりだった。
しかも、NHK等の各報道機関は、そのデマ報道の拡散に加担して日本国民の愛犬家を不安にしたにもかかわらず、その後のフォローをしてない。
日本の愛犬家を安心させるために最終的には「陰性」だっという報道はしてない。
不誠実で無責任すぎる。その場限りの投げやりのやりっぱなしの報道体質だ。
国民をなおざりにしている。特にNHKの無能無責任ぶりが目立つ。
2020年2月28日に香港発のデマ報道だと疑った方が良い報道があった。発信源は香港政府の動物保護局だ。
その香港政府の報道に対し、世界保健機関(WHO)は日時を置かずに、そのホームページで新型コロナウイルスは愛玩動物や犬猫等のペットに感染するとの証拠はないと言明した。
Can pets at home spread the new coronavirus (2019-nCoV)?
At present, there is no evidence that companion animals/pets such as dogs or cats can be infected with the new coronavirus.
ブログ「愛犬問題」は香港政府発の報道を当初からデマだと断定して随想を書き、ネットに直ちに公開した。
まとめていうと、このデマ報道には香港政府の鼎(かなえ)の軽重が問われる問題も含んでいる。
つまり、香港政府の政治や行政の質の悪さが透けて見える報道だ。
その詳細は下段の関連随想集にある。
関連随想集
新型コロナウイルスは犬にも感染するとTBSが誤報🐕デマの発信源になる🐶 電話で訂正放映を求めよう❕
新型コロナウイルスが犬に感染した証拠はないとWHOが公表🐕香港発のデマ報道にだまされるな❕NHKもニュースでそのデマ報道を拡散!愚劣で迷惑千万だ👹犬とキスしても問題はないぞ🐶
獣医のワクチンの便乗詐欺商法にだまされるな❕新型コロナウイルスは犬には感染しないぞ🐕犬用コロナウイルスワクチンと新型コロナウイルス感染症は異質で無関係だ🐶
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明石潟(あかしがた)品種名 絨毯(じゅうたん)
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