ペットフードの酸化防止剤量は人の何十倍も エトキシキンはアレルギーや癌などを誘発! ペットフードには、特にドライフードには防腐剤が入れてある。酸化防止剤とか、抗酸化剤とか言われているが、要するに、ペットフードが腐らないようにするために工業的に合成した化学物質だ。ペットフードには3種類の防腐剤が認可されているが、最も多く使われているのは、エトキシキンだ。安価で防腐効果が高いからだ。
そのエトキシキンは毒性が強いので、人の食品添加物としては認可されてない。農薬としても登録されてない。
畜産動物や養殖魚用飼料の添加物としては認可されている。飼料用の油脂や魚粉などに混入されている。1トン当たり150gが上限だ。つまり、150ppm(parts per million 百万分の一)以上は添加してはならない。
ペットフードの添加剤が日本では初めて法律で規制された。
「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」が平成21年6月1日に施行されたことに伴って添加剤の規制値も農水省令に規定されている。
エトキシキンのドッグフードへの添加量の上限は75ppmだ。成長後はすぐにでも死んでもらう家畜の飼料の半分だ。犬は天寿を全うしてもらいたい愛玩動物だ。できれば、その上限を人の食べ物と同じ程度に引き下げてもらいたいものだ。
その規制値を75ppmと決めた時に、次のようなアメリカのFDAの考え方も参考にしただろう。
FDA(米国食品医薬品局)の文書にエトキシキンに関する次の記述がある。
Pet Food Labels March 2010
翻訳文
FDA獣医療センターは、ドッグフードに添加されているエトキシキンがアレルギー反応、皮膚病問題、主要臓器の障害、異常行動問題、癌などのいろんな副作用を誘発すると犬のオーナーから報告を受けている。
FDA獣医療センターは、ペットフード産業に対し、自発的にドッグフード中のエトキシキンの最大限の使用量を150ppmから75ppmに減らすように要請した。
(翻訳者:ブログ「愛犬問題」開設者 Paroowner)
FDA’s Center for Veterinary Medicine (CVM) began receiving reports from dog owners attributing the presence of ethoxyquin in the dog food with a myriad of adverse effects, such as allergic reactions, skin problems, major organ failure, behavior problems, and cancer.
CVM has asked the pet food industry to voluntarily lower the maximum level of use of ethoxyquin in dog foods from 150 ppm (0.015%) to 75 ppm.
では、犬は健康面で、人並みに法律で守られているか。残念ながら、そうではない。
人の許容量の25~75倍も多いエトキシキンがドッグフードには添加されている。ものすごい量だ。人も犬も同じ哺乳類だ。薬剤の被害を受ける程度は同じと見るのが順当だ。
上記のように、エトキシキンは毒性が強いので、人の食品添加物としては認可されてない。家畜やサケ、ウナギなどの飼料に添加が認められているだけだ。その飼料を食べた家畜などの体内に残るエトキシキンの残存量もきびしき規制されている。
例えば、養殖されたサケやウナギのエトキシキンの残留量は1ppmだ。それ以上だとそのサケやウナギは販売禁止になる。
一方、ドッグフードの添加量は75ppmだ。即ち、75倍だ。
しかも、サケやウナギを主食として毎日食べる人はいないだろう。しかし、ドッグフードを主食として毎日食べている犬は多い。
世界保健機関(WHO)が定めているエトキシキンの人の一日当りの最大許容摂取量(ADI)は0.06mg/Kg体重/日だ。体重50Kgの人なら、その数値に50を掛けた量までなら健康被害を受けない。
体重5Kgの愛犬がエトキシキン75ppm入りのドッグフード100gを食べると、エトキシキンを7,5mg食べたことになる。
一方、WHOの規制値を犬にも当てはめて計算すると、体重5Kgの犬のエトキシキンの一日当りの最大許容摂取量は0,3mgだ。7,5mg/0,3mg=25
つまり、犬は人の25倍も多いエトキシキンを毎日食べさせられている。
愛犬たちの健康はほんとに法律で守られているのか疑問が湧いてくる。
エトキシキンのドッグフードへの添加量をもっと減らしたほうが愛犬たちの健康のためには良い筈だが、75ppmよりも少なくすると、ドッグフードが腐りやすくなるので、減らせないようだ。
つまり、犬の健康を心配して規制値を決めたのではなく、ドッグフードが腐るか、腐らないかの観点から規制値が決められている。ドッグフードを売ってメーカーが儲けることが第一であり、犬の健康は二の次だ。いつまでも腐らないドッグフードははたして良い商品か。人なら、毒性の強い防腐剤が沢山入れてあっていつまでも腐らない食品を喜んで食べるだろうか。
人の25倍のエチキシキンを毎日食べさせられて、犬は生涯健康に過ごし、天寿を全うできるだろうか。
15歳くらいまで生きる小型犬が1~2歳早く病死しても、誰もエトキシキンのせいだとは言わないだろう。
しかし、エトキシキンが原因でアレルギーや皮膚病、癌などで愛犬の死期を早めたくないと思っている飼い主もいる。
愛犬のパロにはドッグフードは食べさせてない。人の食べ物は世の中で一番安全な食べ物だ。
主食は手羽先の先や鶏のガラなどだ。
加熱した鶏の骨は犬の胃や喉に刺さるというのは真っ赤なウソだ。犬にはドッグフードだけを食べさせて儲けようとしている獣医やメーカーがウソの宣伝広告をしている。犬の食べ物に関する間違った風説風評に騙されないことが肝要だ。
犬は有史以前から、人の食べ残しの鶏の骨などを食べて繁栄してきた動物だ。
タマネギ、味噌汁、塩分、スルメ、チョコレートも、人の食べ物は犬にも最高の食べ物だ。ホントだ。ハイ。
詳細は下記の関連随想にある。
なお、キャットフードのエトキシキンの規制値は150ppmだ。畜産動物用飼料と同じでドッグフードの2倍も多い。人の規制値の50倍だ。猫が犬猫間差別だと憤慨しているだろう。
思うに、キャットフードの原料は魚が多く、腐りやすいので防腐剤の添加量を多くしなければならないのだろう。ドッグフードは畜産動物の廃棄物、つまり、肉類なので、魚類よりも腐りにくい。
既述のように、犬猫の健康を考えて防腐剤の添加量を決めたのではなく、フードが腐るかどうかで決めてあるということだ。
上記法律の名称には看板に偽りがある。
「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」ではなく、「愛がん動物用飼料の防腐性の確保に関する法律」とその実態を正しく表示すべきだ。
略称を「ペットフード安全法」としているが、「ペットフード防腐法」とすべきだ。
原発の安全神話で国民はだまされた。
今度はペットフードの安全神話で国民をだまそうとしている。その被害は愛犬や愛猫が受ける。
関連随想集
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ドッグフード?? 食べてないワン!
参考随想集
ひば油は天然のノミ蚊ダニの忌避駆除剤だ! 芳香無害で人の食品や化粧品の殺菌剤にも!
避妊・去勢有害無用論の随想集</marquee>
<marquee> 混合ワクチン有害無用論の随想集
狂犬病注射で日本の犬毎年3千匹死亡!
民主党よ!次は犬の狂犬病注射廃止を公約に 一千万人以上の愛犬家が賛同する!
狂犬病注射有害無用論の随想集
狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。
狂犬病予防ワクチン注射のからくり 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ
新宿で初めて会った子供たち
ノーリードの愛犬たちと警官の写真50枚! 条例にノーリードの例外規定があるぞ!
そのエトキシキンは毒性が強いので、人の食品添加物としては認可されてない。農薬としても登録されてない。
畜産動物や養殖魚用飼料の添加物としては認可されている。飼料用の油脂や魚粉などに混入されている。1トン当たり150gが上限だ。つまり、150ppm(parts per million 百万分の一)以上は添加してはならない。
ペットフードの添加剤が日本では初めて法律で規制された。
「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」が平成21年6月1日に施行されたことに伴って添加剤の規制値も農水省令に規定されている。
エトキシキンのドッグフードへの添加量の上限は75ppmだ。成長後はすぐにでも死んでもらう家畜の飼料の半分だ。犬は天寿を全うしてもらいたい愛玩動物だ。できれば、その上限を人の食べ物と同じ程度に引き下げてもらいたいものだ。
その規制値を75ppmと決めた時に、次のようなアメリカのFDAの考え方も参考にしただろう。
FDA(米国食品医薬品局)の文書にエトキシキンに関する次の記述がある。
Pet Food Labels March 2010
翻訳文
FDA獣医療センターは、ドッグフードに添加されているエトキシキンがアレルギー反応、皮膚病問題、主要臓器の障害、異常行動問題、癌などのいろんな副作用を誘発すると犬のオーナーから報告を受けている。
FDA獣医療センターは、ペットフード産業に対し、自発的にドッグフード中のエトキシキンの最大限の使用量を150ppmから75ppmに減らすように要請した。
(翻訳者:ブログ「愛犬問題」開設者 Paroowner)
FDA’s Center for Veterinary Medicine (CVM) began receiving reports from dog owners attributing the presence of ethoxyquin in the dog food with a myriad of adverse effects, such as allergic reactions, skin problems, major organ failure, behavior problems, and cancer.
CVM has asked the pet food industry to voluntarily lower the maximum level of use of ethoxyquin in dog foods from 150 ppm (0.015%) to 75 ppm.
では、犬は健康面で、人並みに法律で守られているか。残念ながら、そうではない。
人の許容量の25~75倍も多いエトキシキンがドッグフードには添加されている。ものすごい量だ。人も犬も同じ哺乳類だ。薬剤の被害を受ける程度は同じと見るのが順当だ。
上記のように、エトキシキンは毒性が強いので、人の食品添加物としては認可されてない。家畜やサケ、ウナギなどの飼料に添加が認められているだけだ。その飼料を食べた家畜などの体内に残るエトキシキンの残存量もきびしき規制されている。
例えば、養殖されたサケやウナギのエトキシキンの残留量は1ppmだ。それ以上だとそのサケやウナギは販売禁止になる。
一方、ドッグフードの添加量は75ppmだ。即ち、75倍だ。
しかも、サケやウナギを主食として毎日食べる人はいないだろう。しかし、ドッグフードを主食として毎日食べている犬は多い。
世界保健機関(WHO)が定めているエトキシキンの人の一日当りの最大許容摂取量(ADI)は0.06mg/Kg体重/日だ。体重50Kgの人なら、その数値に50を掛けた量までなら健康被害を受けない。
体重5Kgの愛犬がエトキシキン75ppm入りのドッグフード100gを食べると、エトキシキンを7,5mg食べたことになる。
一方、WHOの規制値を犬にも当てはめて計算すると、体重5Kgの犬のエトキシキンの一日当りの最大許容摂取量は0,3mgだ。7,5mg/0,3mg=25
つまり、犬は人の25倍も多いエトキシキンを毎日食べさせられている。
愛犬たちの健康はほんとに法律で守られているのか疑問が湧いてくる。
エトキシキンのドッグフードへの添加量をもっと減らしたほうが愛犬たちの健康のためには良い筈だが、75ppmよりも少なくすると、ドッグフードが腐りやすくなるので、減らせないようだ。
つまり、犬の健康を心配して規制値を決めたのではなく、ドッグフードが腐るか、腐らないかの観点から規制値が決められている。ドッグフードを売ってメーカーが儲けることが第一であり、犬の健康は二の次だ。いつまでも腐らないドッグフードははたして良い商品か。人なら、毒性の強い防腐剤が沢山入れてあっていつまでも腐らない食品を喜んで食べるだろうか。
人の25倍のエチキシキンを毎日食べさせられて、犬は生涯健康に過ごし、天寿を全うできるだろうか。
15歳くらいまで生きる小型犬が1~2歳早く病死しても、誰もエトキシキンのせいだとは言わないだろう。
しかし、エトキシキンが原因でアレルギーや皮膚病、癌などで愛犬の死期を早めたくないと思っている飼い主もいる。
愛犬のパロにはドッグフードは食べさせてない。人の食べ物は世の中で一番安全な食べ物だ。
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加熱した鶏の骨は犬の胃や喉に刺さるというのは真っ赤なウソだ。犬にはドッグフードだけを食べさせて儲けようとしている獣医やメーカーがウソの宣伝広告をしている。犬の食べ物に関する間違った風説風評に騙されないことが肝要だ。
犬は有史以前から、人の食べ残しの鶏の骨などを食べて繁栄してきた動物だ。
タマネギ、味噌汁、塩分、スルメ、チョコレートも、人の食べ物は犬にも最高の食べ物だ。ホントだ。ハイ。
詳細は下記の関連随想にある。
なお、キャットフードのエトキシキンの規制値は150ppmだ。畜産動物用飼料と同じでドッグフードの2倍も多い。人の規制値の50倍だ。猫が犬猫間差別だと憤慨しているだろう。
思うに、キャットフードの原料は魚が多く、腐りやすいので防腐剤の添加量を多くしなければならないのだろう。ドッグフードは畜産動物の廃棄物、つまり、肉類なので、魚類よりも腐りにくい。
既述のように、犬猫の健康を考えて防腐剤の添加量を決めたのではなく、フードが腐るかどうかで決めてあるということだ。
上記法律の名称には看板に偽りがある。
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略称を「ペットフード安全法」としているが、「ペットフード防腐法」とすべきだ。
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今度はペットフードの安全神話で国民をだまそうとしている。その被害は愛犬や愛猫が受ける。
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