肥満細胞腫は乳腺腫瘍に次いで発生率の高い腫瘍だ。乳腺腫瘍は犬の乳腺に沿って皮膚の表面に発生するのが一般的だが、肥満細胞腫は犬の体のいたるところに発生する。肥満細胞が体のいたるところにあるからだ。皮膚に発生した肥満細胞腫は発見しやすいが、内臓に発生したものは症状が重くなってから、飼い主が犬の健康状態の異常に気づくことになる。
肥満細胞は人にもあるが、人の肥満細胞は腫瘍化することはない。犬、猫、ウサギ、フェレットなどに発生する。そのほとんどが悪性腫瘍だ。発生原因が不明で、治療方法も限られている。
犬猫などの医薬品のほとんどが人の薬の転用だ。人には肥満細胞腫が発生しないので、その治療薬は開発発売されてない。だから、犬の肥満細胞腫の原因療法の治療薬はない。つまり、病気の原因を取り除いて病気を根本から治す薬はないのだ。
外科的には腫瘍が見つかった足を切断したり、開腹手術をしたり、あるいは、放射線治療をしている動物病院もあるようだが、治癒率は低い。延命治療に過ぎない。
獣医はステロイドホルモン剤のプレドニゾロンやプレドニンなどを処方しているが、その薬は見掛け倒しの一時しのぎの薬でしかない。その薬で、確かに病状は回復したようになる。だが、薬が切れると、また再発する。そのような療法を対症療法という。気休めな療法だ。いつまでも薬を投与し続けなければならない。
ところが、その薬を使い続けると、その用量を増やさないと効かなくなるだけでなく、その薬の副作用で、犬は他の病気になる。怖い薬剤だ。多くの獣医はそのことを飼い主に隠して教えない。いつまでも薬を売りつけて儲けるためだ。
獣医が肥満細胞腫だけでなく、アトピー性皮膚病などいろんな病気に気安く多用している、いわゆるステロイド剤は副腎皮質ホルモンだ。
その副腎皮質ホルモンは人や犬の体内で必要に応じて合成され、分泌されている。体内にある他のいろんなホルモンともバランスをとって適切な量が分泌されて人や犬の健康を保持している。病気が発生しないように予防したり、発生した病気を治す役目などをしている。
人や犬などの生き物はいろんなホルモンが共同してバランスを取りながら、生き物の健康を保持している。
そこに、体の外部から、人工の副腎皮質ホルモンを投与すると、ホルモンのバランスが崩れ、いろんな弊害が出るのは当たり前だ。
少しだけ具体的に書くと、ステロイド剤の骨格はコレステロールだ。体外から余分に投与されたコレステロールは体内に滞留して動脈硬化などを引き起こす。さらに、滞留したコレストロールは酸化コレストロールに変性して難病の皮膚病の原因にもなることが明らかになっている。アトピー性皮膚病を治す筈の薬で、もっと悪質な皮膚病を誘発するのだ。詐欺師みたいな薬だ。
薬は病気を治すものと信じ込んでいる人も多いが、時には薬は病気を作るものでもある。
「薬をやめると病気が治る」と言う本が出版されている。免疫学の専門家で世界的に名の知られた新潟大学大学院医歯学綜合研究科の安保徹教授の著書だ。
愛犬の不治の病にどう対処するかは日ごろから考えておいたほうがよい。
生き物は永遠に生きることは許されていない。いづれ、「千の風」になる。避けることのできない宿命だ。
人の末期医療のあり方と尊厳死の問題についても営業利益に直結する医師の観点から考えるのではなく、人間としての個人の人生観の観点から考えるべきだと思っている。
自然の摂理に従い、静かな死を選ぶ権利を認めるべきだ。過剰な延命治療は人権侵害の最たるものだ。
開業獣医の最大の目的はあなたの愛犬の病気を治すことではなく、儲けることだ。そのためには無駄残酷な手術も平然とする。
愛犬も獣医の薬漬けや過剰治療に任せずに、静かな天命を全うさせるのも深い愛だと思う。
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ところが、その薬を使い続けると、その用量を増やさないと効かなくなるだけでなく、その薬の副作用で、犬は他の病気になる。怖い薬剤だ。多くの獣医はそのことを飼い主に隠して教えない。いつまでも薬を売りつけて儲けるためだ。
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愛犬の不治の病にどう対処するかは日ごろから考えておいたほうがよい。
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人の末期医療のあり方と尊厳死の問題についても営業利益に直結する医師の観点から考えるのではなく、人間としての個人の人生観の観点から考えるべきだと思っている。
自然の摂理に従い、静かな死を選ぶ権利を認めるべきだ。過剰な延命治療は人権侵害の最たるものだ。
開業獣医の最大の目的はあなたの愛犬の病気を治すことではなく、儲けることだ。そのためには無駄残酷な手術も平然とする。
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