見まもってるね

2019.01.06


次の道の駅へ 向かう途中

通りかかった 南三陸町

三陸の海沿いの町へ 近付く時

必ず 誰かが車に乗り込んできます



いつもは 胸騒ぎや肩が重くなるなど

前触れが有るのですが

この日は 何の前触れもなく

タコスケとお喋りをしてるうちに

３人いつの間にか 乗り込んでました


「楽しいですか？」

そう聞かれて タコスケは驚いたそう



海沿いの 商店街で お昼をいただき

ことのほか 美味しかったので

今度は 母を連れて来ようねと

話しながら 海を見ていたら

海の向こうから 女性が飛んできて

「嬉しかったですか？」と聞かれ

穏やかな その表情に

流れた月日を 思いました



あの日から もうすぐ ８年

海に消えた人たちは 苦しさを越えて

この町に住む人や 訪れる人を

優しく 見守っているのだなと

感じました