喧嘩をふっかけたのは桝添の方だった。
「危機管理なってない」 舛添厚労相が横浜市に怒り
≪新型インフルエンザ問題で、舛添要一厚生労働相は1日朝の閣議後会見で、感染の疑いがあると診断された横浜市の男子高校生(17)に関する市の対応について、「(市から厚労省に)遺伝子を調べるPCR検査は解析不能との答えがあった後、電話が通じなくなった。組織として危機管理の体をなしていない」と声を荒げ、連携不足にいら立ちを隠さなかった。≫
桝添は以前から中田が気にくわなかった。新型インフルでテンションが上がっているところに、横浜市の横着な対応ぶりである。
敵失と見て、日頃の不満と相まって騒ぎ立てたのである。
桝添は粘着質で執念深いことでも知られる。中田からの反応がないので更に騒ぎ立てた。
≪1日未明の厚労省で開かれた緊急会見で「極めて遺憾」などと横浜市を厳しく批判していた舛添厚労相。8時間後の閣議後会見でも怒りが収まらなかった。
「(住民の)生命を守る最終的な責任者は知事であり、市長だ。危機管理に問題があれば、改善をお願いしたい」と述べた。≫
桝添は小ずるいところもある。この際だから責任の所在も地方に押しつけてしまえと考えたようだ。
≪一方、舛添厚労相は1日午前に開かれた政府の新型インフルエンザ対策本部で鳩山邦夫総務相に対し、国と自治体間の連絡体制強化を要請。鳩山総務相は記者会見で、「地方自治体はしっかり態勢を組んでもらわないと困る。市町村長は先頭に立って最適の処理をしてほしい。本気でやってもらわないと困る」と語った。≫
舛添厚労相と中田横浜市長が新型インフルで場外バトル
≪1日未明の会見を「解析不能」という検査結果を聞いただけのほぼ“丸腰”で臨んだ舛添厚労相。記者から詳細を問われると「横浜市に聞いて下さい」「市と連絡がつかない」などと激怒した。≫
桝添は厚労相でありながらこの件で検査結果以外の情報を得ていなかったのである。「横浜市に聞いて下さい」は丸投げ状態である。
≪一夜明けても、舛添氏の怒りは収まらず、朝から大噴火した。閣議後の会見で「(市から厚労省に)遺伝子を調べるPCR検査は解析不能との答えがあった後、(こちらからの)問い合わせの電話が通じないというのは問題だ」と横浜市の対応をあらためて批判。「全国の首長の携帯電話を知ってるわけではない」と怒りは収まらない様子で、横浜市へ問題の改善を求めた。≫
桝添には中田の携帯電話を調べる能力も持ち合わせていなかった。東京・横浜というほぼ隣接した都市間でこの状態である。パンデミックになったときがそら恐ろしい。
電話で連絡がつかなくても職員を横浜に派遣すれば済んだ話だと思うのだが…。インターネットで済めばそれに越したことはないが…。
緊急時用の特別回線も用意されていないようだ。この国は税金をどういうところに使っているのだろうか?
≪ケンカを売られた形の中田氏は「国民に落ち着くように呼びかけているのだから、大臣自身が落ち着いた方がいい。カリカリしすぎ」と皮肉交じりに反論。電話がつながらなかったのは、厚労省の発表が先行し、問い合わせが殺到したためと主張した。横浜市の担当者も「こちらも電話したがつながらなかった」「調整している最中に、唐突に会見を開いた」と憤る異例事態に発展した。≫
国民より先に政府がパニックになってしまったのだ。
≪厚労省からも「何時間も電話が不通だったわけではない」「必要な手続きは取られていた」と暗に厚労相の「言い過ぎ」を認める声が出た。≫
「厚労省の職員は何をやってたんだ?」と批判されそうである。早くも逃げ腰だ。
「舛添厚労相に振り回された」中田横浜市長が批判
≪ 神奈川県の松沢成文知事も「厚労相の勇み足。最終の検査結果が出ていないのに(国の)行政が一方的に騒ぎ、パニックになった」と激しく批判した。≫
ということで今回のパニックの原因は桝添でした。
もう一度言うが,緊急時用の特別回線を用意しろよ。
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