関西圏ではパンデミック状態になってしまった。 休校数は1400校を超えた。
感染者のほとんどは海外渡航歴のない高校生で、感染者のいる高校では発熱などを訴える生徒も多数いる。
新型インフル国内感染数96人に…成田検疫4人を含め
≪兵庫県立高校2校の生徒8人に新型インフルエンザへの感染が確認されたのに続き、新たに同県や大阪府の高校生や教諭ら84人の感染が確認された。≫
「国内感染」はこれで92人となり、成田空港での検疫で判明した 4人も含めると、国内の感染者数は計96人となった。
しかし、感染者の出た高校や中学校では約190人がインフルエンザの症状を訴えている。
こうなると、過去の事例から照らし合わせて、実際の感染者はすでに1000人を突破してしまっている可能性も考えられる。
新型インフル感染者急増 国内患者、計96人に
≪日本の感染者数は米国、メキシコ、カナダなどに次ぎ、急激に増えている。世界保健機関(WHO)が、警戒レベルを現在の「フェーズ5」から、世界的大流行(パンデミック)であることを示す「フェーズ6」に引き上げるかどうかの判断をめぐり、日本への注目が高まっている。 ≫
日本での急激な感染拡大は世界を震撼させている。
遅れた行政の対応、検体を3日間放置…新型インフルエンザ国内感染
≪新型インフルエンザに感染した疑いのある神戸市の男子生徒の検体は診察した医師が市に提出してから、詳細(PCR)検査をするまで3日間かかっていたことが16日、明らかになった。≫
今回のインフルエンザが弱毒性だったことがせめてもの救いである。水際阻止に失敗した政府を責めるのは簡単だが、今後予想される強毒性の鳥インフルエンザへの対策を再考してもらいたいものである。
しかし、実態はひどいものだ。
兵庫県が風評被害懸念 補償制度の要望も
≪兵庫県の井戸敏三知事は17日の記者会見で、「『神戸に行かないように』などと名指しで通達している県がある」として、
18日に開かれる全国知事会で各知事に適切な対応を訴えるとともに、国に対しても風評被害防止の対策を求めていくことを明らかにした。
井戸知事は「まるで(兵庫県は)汚染地域と言っている感じだ」とした上で、「関西に行かないようにと名指しするのは、風評被害を助長しかねない」と批判した。≫
この知事は馬鹿以外の何ものでもない。「風評被害」とは、今神戸の置かれている状況をまともに認識できていないのである。
今はそれどころではないが、インフルエンザ騒ぎが収まったら即刻リコール請求した方がいいだろう。
新型インフル:増え続ける感染者 大阪市は休校など行わず
馬鹿は兵庫県知事だけではなかったようだ。こいつらは「弱毒性」という言葉だけで、「異常な感染力」を軽視しているのである。新型ウイルスは未知の病原体である。「用心する」という発想がこいつらにはまるでなさそうだ。
と思っていたら、橋下が一番早く決断した。こいつらの中で一番ましなようだ。
休校を大阪府全域に拡大 橋下知事が表明
≪新型インフルエンザの拡大を受け、大阪府の橋下徹知事は18日未明、記者会見し「中学と高校の休校を府内全域で行う」と述べ、臨時休校の地域を府内全域に拡大する方針を示した。大阪市と堺市は除く。≫
厚労省は17日の会見で、政府の新型インフルの国内対策を「第2段階」から「第3段階(感染拡大期)」に移すには時期尚早との認識を示した。
日本中に感染が拡大するのは時間の問題である。
記事が面白いと思ったら下のリンクをクリックしてくだされ!!
<(_ _)>
→人気blogRanking
→FC2 Blog Ranking