ウォーキングの「グループわらじ」活動紹介

主に宮城県内で、楽しく歩いて自然に親しむをテーマに、毎月一回徒歩定例会を実施中。2024年6月で600回を数えました。

夏休み番外編その2/2、中国北京・燕京山の会

2024-08-28 00:00:00 | 海外ウォーキング

夏休み番外編として、過去の海外歩きを報告しています。厳密に言うとホームページで紹介したのですが、こちらに転載させていただきます。2回めは、中国は北京の駐在員仲間で歩いた万里の長城の記録です。

私は20年前、中国北京に5年ほど駐在しておりました。この間に駐在員仲間(日本人がメインですが、中国人・韓国人も)が集まった「燕京山の会」(燕京は北京の古い呼び名)の仲間と、北京郊外の野長城を歩きました。今はあまり自由には歩けないと思いますが、その頃は大変楽しかったです。今回報告するのは、帰国後に有志で出かけた時のハイキングの記録ですが、雰囲気は伝わると思います。見出し写真にした、レンガを積み上げて楼に上る所が面白かったです。この写真を含めて一部縦横がおかしいですが、直せないのでご勘弁ください。(付、798・今日美術館巡り)

Wuzuolou (biglobe.ne.jp)

なお、このグループは現地に加えて、日本に帰っても関東と関西でそれぞれ山歩きを続けています。(現地は今年で25周年)

今回もリンクのみで失礼いたしました。今の時点では、ホームページで報告したのはこれしかありませんが、希望があればもう少し記録を掘り出してみたいと思います。  (TK)


夏休み番外編その1/2、ウズベキスタンタシュケント近郊のウォーキング

2024-08-21 00:00:00 | 海外ウォーキング

最近の8月は極暑のため、グループわらじの定例会も今年から中止です。潮風トレイルばかりでもつまらないので、夏休み番外編として、過去の海外歩きを2回分報告します。厳密に言うとホームページで紹介したのですが、こちらに転載させていただきます。最初は、たぶん日本人がやった事のない、タシュケントハイキングクラブでのハイキングです。

私は以前、国際協力機構(JICA)のシニアボランティアとして、ウズベキスタンの首都に派遣されました。その時、ガイドブック"Lonely Planet"の中にあった「タシュケントハイキングクラブ」に連絡して仲間に入れていただき、2年間で24回の近郊ハイキングを楽しみました。参加者は欧米各国からの大使館関係者や駐在員も多くいて、ハイキングと国際交流を大いに楽しみました。

ウズベキスタン報告 (biglobe.ne.jp)

リンクのみ、しかも最低限の内容で申し訳ありませんが、たぶん珍しい内容だと思います。今の時点では、この2回分しかありませんが、希望をいただければ、この秋以降もう少し記録を掘り出してみたいと思います。見出し画像は、報告にもあるもので、カザフスタンとの国境の山です。

実は、現在スペインで巡礼(Camino)中です。フランス人の道、800キロを歩く計画です。歩きや現地の生活に慣れてきたら、そしてスマホでもBlogを書ける様でしたら、順次報告させていただきます。  (TK)


みちのく潮風トレイル重茂半島編(その3/3)、姉吉キャンプ場~石浜~寒風峠~寺地越~浜川目~山田~船越駅

2024-08-14 00:00:00 | みちのく潮風トレイル

みちのく潮風トレイル重茂半島編(その3/3)、姉吉キャンプ場(NOBO766.30キロ)~石浜~寒風峠~寺地越~浜川目~山田~船越半島入口(NOBO738.62キロ)~船越駅

重茂半島の第1回は北の方、重茂半島入り口の津軽石から月山、音部漁港(泊)、第2回は音部漁港から重茂漁港、種刺海岸、魹ヶ崎、姉吉キャンプ場までを報告しました(合わせて30.83キロ)。今回は昨年11月4日と今年4月19日に個人的な仲間と歩いたみちのく潮風トレイル(MCT)の岩手県の重茂半島の部分を報告します。私のMCTはNOBO北行を原則としておりますが、今回は全部SOBO南行です

[歩き方の概略]姉吉キャンプ場から石浜を通って寒風峠と寺地越を歩いて、山田町の浜川目に出ます。あとは山田の市街地を越え、一寸内陸に入って船越半島入口までを報告します(27.68キロ)。前回より距離は長く、実際には1日で歩く事は難しいと思います。が、コース説明的には、船越半島とつなぐ必要がありますので、ご了承ください。(船越半島の北の入り口から重茂半島を経て津軽石まで58.51キロ、更に宮古まで7.8キロ)

今回関連では、姉吉キャンプ場、浜川目(コース入口または公民館)、陸中山田駅前のびはん駐車場(スーパーの前だが町営駐車場でトレイル歩きの駐車可)、岩手船越駅前(道の駅の方は工事中で駐車場が少なく長時間駐車不可)に駐車しました。山田では、うみねこ温泉湯らっくすにお世話になっています。

まず、姉吉キャンプ場からスタートです。すぐに狭い谷間を上ります。

しばらく行くと今回の震災の津波到達碑。津波遡上高40.5m、有人地点で国内最高。

直ぐ上に明治と昭和の津波碑です。上部には「ここより下に家を建てるな」

下部には「明治29年にも昭和8年にも、津波は来た。生存者はそれぞれ2名、4名しかいなかった」と理由を明快に述べている。津波は3回とも見事に、同じ高さまで来たようだ。

しばらくバス道路を行きます。朝のバスは新聞運搬を兼ねていました。バス停ごとに新聞の束を置いて行きます。そう言えば郵便屋さんが新聞を運ぶ地域もありましたよね。石浜漁港です。ここまで宮古からバスが来ます。

11月4日の秋でしたので、紅葉がきれいな部分を探して写しました。

寒風峠を越えて川代に出ると、ここが宮古市と山田町の境界。再度山を登り寺地越えです。山に霧が出て幻想的な風景。鎖場もありました(滑落注意)。

最後にこの階段を下りると、浜川目に出ます。

こちらは山田駅前からのバスです。この傍に広場があります。

海岸沿いを歩きます。大沢弁財天。

次に、大沢の臥龍梅、一般開放されており、説明板があります。

段々と山田の市街地に近づきます。漁港の所には防波堤の海側に旧道が。以前はこんなに海辺を走っていたのですね。

山田駅前のスーパーびはんオールです。この駐車場は町営で、買い物だけでなくトレイル歩きにも利用できます。

駐車場横のラーメン屋さんでおいしいラーメンをいただきました。次いで駅を過ぎて温泉です。今回は泊っていませんが、鯨山・船越半島歩きの時に2泊しました。壺湯がユニークですが、浴室は二つあり男女で日替わりなので、二日泊まらないと確実には入れません!

織笠から山側に入ります。龍泉寺と言う古刹があります。いるか供養塔もありました。

再び、三陸道や三鉄と交差して、海側に出ます。

折笠大橋の南側に出ますので、北側にあるジオパークの展望台には寄りません。三鉄とクロスしながら、船越半島へ向かいます。途中にビジネスホテルがあります。いつも見るどら焼き屋さんもあるのですが、まだ食べる機会がありません。バス停には見事なユリのタイルが有ります。また歩道のマンホールはホタテの印で、まるでスペインのカミーノです。(再掲になりますが気に入っているので)

船越半島の北の入り口は「鯨と海の科学館」の入り口でもあり、鯨のアーチで出迎えです。今回はここからMCTを離れ、三鉄の岩手船越駅へ向かいます。

船越駅の写真は以前にも出したので、今回は季節的に見られた駅前のお宅の見事が鯉のぼりを披露いたします。吊り方も含めて素晴らしいです。(これも再掲になりますが気に入っているので)

これで相馬から、津軽石まで繋がりました。 (TK) 


みちのく潮風トレイル重茂半島編(その2/3)、音部漁港~重茂漁港~与奈~魹ヶ崎~姉吉キャンプ場

2024-08-07 00:00:00 | みちのく潮風トレイル

重茂半島入口(NOBO797.13キロ)~月山~音部漁港~重茂漁港~魹ヶ崎~姉吉キャンプ場~寒風峠~寺地越~山田~船越半島入口(NOBO738.62キロ)、その2/3

今回は4月21日に個人的な仲間と歩いたみちのく潮風トレイル(MCT)の岩手県の重茂半島の部分を報告します。前回は北の方、重茂半島入り口の津軽石から月山を登って、音部漁港に下って来るまでを報告しました(15.96キロ)。

今回は、音部漁港から重茂漁港を通って与奈から遊歩道に入り、魹ヶ崎を経て姉吉キャンプ場までを報告します。(14.87キロ) 前回より距離は短く、かつ月山の様な大きな登りもないので、15時にはゴールして実際には帰仙しております。

[歩き方の概略]今回は音部漁港近くの音部荘に泊まりましたので、前日に一台を姉吉キャンプ場に駐車し、出発当日は音部漁港に許可を得て駐車しました。次の姉吉~浜川目~岩手船越駅は実際には別の日に歩いております。

報告は話を簡単にするために、実際とずれていますが、南下(SOBO)で津軽石(重茂半島入口)から入り、月山、音部漁港までの第一部分(前回)。次に音部漁港から重茂漁港、本州最東端魹ヶ崎、姉吉キャンプ場(今回)、姉吉キャンプ場から寒風峠、寺地越、浜川目漁港、プラス平地部分の山田、船越半島入口(第3回)として報告し、この前報告した船越半島とつなげます。

セクションハイカーにとっては、この様にコースを自分が一日で歩ける距離に分解し(両端が鉄道の駅やバスの停留所、駐車可能な所である事)、それぞれをどう歩くかを考える事で、全体を攻略する事になります。

まず、民宿おとべ荘を出て音部漁港からスタートです。のどかな景色の中を歩きます。1時間に1回位宮古行きのバスが通ります。

鳥が巣を作っている木もあります。

民家の間を抜ける様に歩く部分もあります。バス道路に出て漁協を過ぎます。その後、重茂漁港へ向かいます。漁港の手前に鮑の種苗施設があります。ここまで音部漁港から約1時間半。

脇には種付けに使うと思われる大量のプラスチックの板がありました。7月に再度来た時には全て無くなっていて海に吊るした?後でした。鮑の養殖は大切な産業です。慰霊碑もありました。

漁港にはトイレがあり、ワカメや昆布をゆでる大量の設備もありました。さらに与奈トンネルを過ぎて、遊歩道に入ります。

遊歩道は最初は急登ですが、やがて緩やかなアップダウンの新緑の大変気持ちの良い道になりました。前を歩いている、道を整備して下さるボランティアの自然保護員の方に追いつきました。与奈から姉吉まで担当されているそうで、魹ヶ崎~姉吉間は本州の東西南北端を目指す方など歩く人が多い事、与奈~魹ヶ崎間は種刺海岸付近に道が崩壊している部分があるので注意している事を教えていただきました。

種刺海岸です。八戸の種差海岸とは字が異なります。防波堤も何もなくて本当に手付かずの海岸です。与奈の登り口から約1時間半。

与奈側から海岸に降りる所と、魹ヶ崎側の遊歩道に上る取り付きの所、特に後者が少し危ないので注意が必要です。

このままどんどん行くと長磯と言うとても海の色がきれいな入り江に出ます。人もいなくて静かな感じがうれしい。種刺海岸から45分位。

長磯を過ぎると、携帯のアンテナの脇を通って、魹ヶ崎灯台に出ます。横に四阿(あずまや)があり、海が180度以上広がっています。時間にはフェリーも見えます。この四阿に野宿する方もいます。また敷地内には循環式のトイレもあります。ただし飲み水はありませんので、持参が必要です。

灯台の南側には、本州最東端の石碑があります。右下に映画「喜びも悲しみも幾年月」の説明もあります。

さて、ここから姉吉キャンプ場までは先日事前PRのためにUPした、グループわらじの10月の宿泊行事の一日めの紹介と同じですので、省略いたします。下記の写真の様な新緑の中の道を歩きました。4つの沢を越え、最高点を越えて、津波の痕跡を見ながら下ります。

姉吉漁港に出ます。更に200メートルほど歩くと、車を止めた姉吉キャンプ場の駐車場に着きます。お疲れさまでした。魹ヶ崎から1時間強。  (TK)