ウォーキングの「グループわらじ」活動紹介

主に宮城県内で、楽しく歩いて自然に親しむをテーマに、毎月一回徒歩定例会を実施中。2024年6月で600回を数えました。

グループわらじ 第608回徒歩定例会「仙台の古木・名木を訪ねて」

2024-12-11 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

12月の徒歩定例会を報告します。例年12月は仙台市内の街歩きを行っており、終了後に忘年会で年納めです。今回は予告編で使用した写真も含めた報告編をUPして、予告編は削除させていただきます。

グループわらじ 第608回徒歩定例会「仙台の古木・名木を訪ねて」

2024年12月8日(日)9.1キロ

昨年に続いた名木歩きですが、今年は太白区がメインです。スタートは地下鉄富沢駅です。スタートは富沢駅、駅のすぐそばのけやきを見(写真は省略)、西多賀の多賀神社のしらかし(樹齢300年)を見ました。

次いで木流堀沿いを歩きます。江戸時代に仙台市街の建築に使用した名取川上流の材木を、名取川から広瀬川に流すために開拓されました。

鹿野から二ツ沢を入ります。東北工大教養部(長町校舎)付近の竹林と紅葉のコントラスト、テレビ塔です。

工大の中を上らずに、少し自動車学校に寄った所から長嶺を上ります。上に出る手前あたりから蔵王連峰の眺めが見えて、素晴らしいです。下見時には蔵王まで見えましたが、本番時は太白山までの眺めとなりました。

仙台放送のアンテナを過ぎて、野草園の入り口前、地デジの共同アンテナの近くの大年寺のうば杉(樹齢500年)を見学します。

野草園の食堂「どんぐり(こちらは通年営業です)」と周辺で昼食となりました。終了後、黒門下へ下ります。すぐに大満寺へ上り返して、虚空蔵さんです。こちらは大満寺虚空蔵堂のいちょう(樹齢250年)。

ここからは仙台市街のパノラマが素晴らしい。

直ぐに地続きの愛宕神社へ。

こちらは夫婦杉(樹齢580年、1968年の落雷により上部切断、写真撮り忘れました)とえどひがん桜です。

この桜の幹から見た仙台の新市街の様子はいかがでしょうか?

今度は神社正面の階段を下り、越路(こえじ)から根岸へ向かいます。県の弓道場があります。

次のらくうしょうは写真の左に見えていますが、弓道場からは正面の武道館の建物をぐるっと回ってから見学します。樹齢は100年ですが、道路わきに屹立していて堂々たる姿です。

当日のらくうしょうの様子です。

最後に、新橋を建造中の宮沢橋を渡って、河原町駅へ向かいます。

一部のメンバーは河原町駅へ行かずに、忘年会会場の仙台駅東口へ歩いて向かいました。この際、舟丁から荒町を越えて駅東へ向かう新しい道路を歩きました。この道の最初の七郷堀沿いの、(特に古木名木には指定されておりませんが、なじみのある)旧石橋屋の桜を見ました。隣のアパートの建設が順調に進んでいる様です。

この後、仙台駅東口の居酒屋に20人ほどが集合して忘年会を行いました。新人とベテランが一緒になって、来る2025年に向けて大いに英気を養いました。

2025年はみちのく潮風トレイル(MCT)を相馬から石巻まで歩く計画です。下記のリンクに3月までの計画が載っていますが、2月の鹿狼山は雪が積もると危ないので、仙台空港駅~(岩沼駅~)逢隈駅に変更の予定です。お問合せ、お申し込みは下記リンク先ページ下の「お問合せはこちらまで」からお願いします。MCTの石巻までの計画詳細+2026年3月までの計画は、2025年1月13日(成人の日)の世話人会で決定後公開いたします。

2024年4月から2025年4月の50周年記念徒歩定例会までの行事計画

(TK)


予告編:グループわらじ 第609回徒歩定例会「みちのく潮風トレイルⅠ松川浦~駒ヶ嶺駅(~新地駅)」

2024-12-04 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

1月の徒歩定例会の予告編です。新年2025年はみちのく潮風トレイル(MCT)の相馬~石巻区間約180キロを20キロずつ9回に分けて実施予定です。計画の詳細は1月に発表いたしますが、まずは1月のスタート部分をご案内いたします。8月を夏休み、9月を宿泊行事の予定ですので、1~11月までかけて相馬から石巻まで歩きます。冬場に鹿狼山を避ける等、歩く場所は前後します。また4月には終了後グループわらじ設立50周年記念行事を行う予定です。

予告編:グループわらじ 第609回徒歩定例会「みちのく潮風トレイルⅠ松川浦~駒ヶ嶺駅(~新地駅)」

2025年1月19日(日)15.7キロ(20.4キロ)

まず相馬駅に集合し、松川浦環境公園まで移動します(タクシー利用予定)。

正面の南端の標識で記念写真を撮ってスタートしましょう。横のカウンタも一人一回ずつ押します。みちのく潮風トレイル(MCT)1,000キロ徒歩の旅のスタート地点です。

相馬の市街へ向かいます。この間はこのタイプの標識に従って歩きます。百間橋の所で右折するのを忘れないように。(公園を出て反対側に歩くと松川浦から鵜の尾埼を通って、新しい福島トレイルを南下する事になります。)

6号線の下をくぐり、次いで常磐線の下ですが、このガードがとても低い。

ここを抜けるとすぐ市街地に入ります。中心部を抜けて、中村城近くの千客万来館へ着きます。写真は「裏口」の方でした。この辺で早めの昼食の予定。(6.3キロ)

昼食後、相馬中村神社方向へ向かいます。2024年より開催が毎年5月の最終土日月に変更になった相馬野馬追の会場を脇に見て、桜の並木を歩きます。希望者は神社へ。

神社の横から、小径をたどってお城の旧跡を巡ります。なかなか来ることの無い道です。相馬の市街地の西側を北上します。スーパーの所から北西に出ると、丘陵地を歩く感じになります。みさご沢池という溜池に出ます。(千客万来館から4.2キロ)

更に標識に従って歩くと、奇妙な所に踏切が有ったりします。

国道の下をくぐって、白幡のいちょうに到着。本番の時は葉が無いでしょうね!(みさご沢池から3.4キロ)

イチョウのすぐ裏の送電線下(0.4キロ)で、駒ヶ嶺駅へ東進します。(駅まで1.4キロ)

MCTの完歩を目指すメンバーは送電線下の分岐で分かれ、その後も丘陵地を歩きます。新地町総合公園(分岐から3.2キロ)でトイレを借り、産直の「あぐりや」(総合公園から0.9キロ)でMCTと別れ、新地駅を目指します。(あぐりやから約2キロ)

なお、新地駅まで歩いた方は、駒ヶ嶺駅までの方の一本遅い電車になる予定です。この徒歩定例会へのご参加希望者は下記のホームページにアクセス頂いて、一番下の「お問合せはこちらから」をクリックしてメールを送信してください。連絡をお待ちいたしております。  (TK)

2024年4月から2025年4月の50周年記念徒歩定例会までの行事計画


グループわらじ 第607回徒歩定例会「福島の低山十万劫山登山(429m)」

2024-11-20 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

11月の2回目の徒歩定例会の報告です。今年は11月に長短二回の定例会を企画しており、今回は長距離例会です。(写真は10月の下見時や今回参加のKさんの撮影分を含みます)

グループわらじ 第607回徒歩定例会「福島の低山十万劫山登山(429m)」

2024年11月17日(日)晴れ 参加者26名 歩行11キロ

今回は福島の花見山の奥にある十万劫山という低山へ登り、紅葉を楽しみました。

東北本線の鈍行電車で福島駅へ、さらにバス(タッチ決済が使える!)で渡利方面へ、花見山の一つ手前の館バス停で降りて集合場所の駐車場へ向かいます。ここに26人が集合しました。メンバー確認や準備体操の後、出発です。歩き始めるとアヤメが咲いています。狂い咲き?

花見山は私有地でボランティアによって管理されています。ここはそのベースの一つ。

次はボケです。これも春先の筈?

次に咲いていたのはサクラの花。桜には各種あるので、狂い咲きかどうかはわかりません。

花見山頂上までは60分コースをたどります。途中見事が松葉が、大王松です。下にはとても立派な松葉がたくさん落ちていました。

花見山の頂上からは福島の街と吾妻連峰が一望できます。

さあ、十万劫(じゅうまんごう)山へ向かいます。

紅葉の中を歩きます。

分岐点を左へ。この辺りには野草が群生。

お昼過ぎにに十万劫山到着。小春日和の楽しい昼食。

記念写真の後、下山開始。民家が近くなり舗装道路になりました。

途中イノシシのワナにいい感じで柿が落ちていました。

とりあえずゴールの茶屋沼着です。

20分程歩いて出発のバス停まで戻る予定でしたが、バスの時刻まで1時間近くあり、駅まで歩いても5キロ1時間位なので、希望者は歩くことに決定。大正時代に出来た松齢橋で阿武隈川を渡利地区から福島の市街地へ渡りました。だいぶ急いだかいもあって、予定の1時間前の電車に乗れました。

皆様、お疲れさまでした。

11月29日は能登半島応援チャリティコンサートです。プログラムには当グループの宣伝も載っていますのでご覧ください。12月の行事は、第608回徒歩定例会「仙台の古木・名木を訪ねて」です。参加ご希望の方は下記に載っておりますので、その一番下の問合せ先よりご連絡ください。(TK)

2024年4月から2025年4月の50周年記念徒歩定例会までの行事計画


グループわらじ 第606回徒歩定例会「秋の山寺 峯の浦・垂水遺跡を散策」

2024-11-15 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

11月の徒歩定例会の一日めの報告です。今年は11月に長短二回の定例会を企画しており、今回は短距離例会です。水曜日の行事ですが、他の団体や通訳を連れた訪日客も来ておりました。(写真は予告編と合わせてご覧ください)

グループわらじ 第606回徒歩定例会「秋の山寺 峯の浦・垂水遺跡を散策」

2024年11月13日(水)晴れ 参加者33名 歩行5.6キロ

いわゆる山寺の中心部からは東にある峯の浦・垂水遺跡を訪ねました。まず仙山線を渡って、千手院観音へ行きます。(案内板を再掲)

ここからしばらく登ると垂水遺跡に到着。自然の妙、蜂の巣状の天井の洞窟がいくつかあり、古峰(こぶはら)神社や稲荷神社が祭られています。写真は稲荷神社です。

岩の割れ目には不動明王が祀られています。望遠レンズの拡大版、画質はご容赦を!

今度は山麓をトラバースする感じの遊歩道を歩きます。いかにも烏帽子という感じの岩。

次に城岩七岩。

最初の弓張り岩から面白山方向。紅葉が素晴らしかったです。

別の岩から少し南の二口方向を見ます。電車が走って来ました。

猿岩はこんな感じ。どの岩も前が切り立っていますので要注意!

紅葉の中を昼食場所の修験場へ向かいます。

昼食後は、峯の浦本院遺跡を通って、根本中堂へ出ます。

根本中堂脇には芭蕉句碑があります。少し紅葉していました。

2年前の10月の写真(再掲)と比べて下さい。

この後、山寺駅前で解散となりました。解散時には11/29に開かれる能登半島地震と大雨被害支援のチャリティコンサートのPR、及びその時のプログラムに出稿する当グループわらじの広告費用に関して歩行1キロ当たり10円のカンパが募られました。その後は駅前の土産物屋さんを冷かして観光地価格のビールや饅頭を求めたりして、仙台行きの快速電車で帰宅しました。(TK)


予告編:グループわらじ第606回徒歩定例会「秋の山寺 峯の浦・垂水遺跡を散策」

2024-11-06 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

烏帽子岩の写真が誤っておりましたので、訂正します。(2024/11/14)

11月の徒歩定例会の一日めの予告編です。今年は11月に長短二回の定例会を企画しております。今回は短距離例会になります。使用した写真は以前に歩いた時(2022年10月)の物を使用しております。

予告編:グループわらじ 第606回徒歩定例会「秋の山寺 峯の浦・垂水遺跡を散策」

2024年11月13日(水)5.6キロ

山寺と言うとこの景色ですが、今回はこの写真の右の方にある峯の浦・垂水遺跡を歩きます。

駅を出て橋を渡り、線路をくぐって、東の方に歩いて緩やかに上ると案内看板があります。

この看板の遊歩道を左回りに歩こうと言う訳です。右上の垂水遺跡の方にも入って行きます。

まずは、千手院観音に詣でます。ここは鳥居と鳥居の間に仙山線が走っている事で有名です。ちょうど人が歩いているあたりに線路が横にあるのが見えます。ここに電車が走っている写真を良く見ます。電車に注意して渡ります。

更に30分程登ると、垂水遺跡に到達します。この時は高校登山部の学生たちも来ていて賑やかでした。この後、奥の山に登ったようです。

円仁宿跡、垂水不動尊、垂水観音などを見学します。ここの特徴は何と言ってもこの石(凝灰岩?)の天井にあるハチの巣状の形です。とても異様であると同時に神聖にも感じます。

岩の間にお堂があります。

続いて、烏帽子岩です。まさに烏帽子の形をしております。(修正版11/13本番時の写真)

この後、城岩七岩があり、弓張岩・楯岩・猿岩・鏡岩・塩岩・砦岩・甲岩と続きます。一つずつご自分の目でお確かめください!続いて昼食場所の修験場の脇に大きな毘沙門岩があります。

山から下りると、根本中堂です。

その隣には、松尾芭蕉が詠んだ、有名なおくのほそ道の句が刻まれた碑があります。

ここから駅へ戻ります。

駅の反対側には、アイスヒルと呼ばれる一連の奇岩群があります。次の機会にはこちらも歩いて見たいと思います。

(TK)