あの日から11年経ちました。
復興はなかなか進まず。
東北へ足を運ぶことはほぼないのですが、
できるだけ何かの形で力になれたらいいなと思っています。
以前より津波の映像を見るのがしんどくなりました。
「この波の中には高校の同級生や親戚がいるんやろなぁ」
そう思うときがあります。
苦しかったし怖かったやろなと思うといたたまれません。
時か流れてもその感情は変わらないのかもしれませんし、余計に強くなるのかもしれません。
現地で被災した人よりはリアタイで映像を見てしまっているのも原因の一つかもしれません。
地元を離れた人特有のトラウマなのでしょうか。
地球規模で考えたら20年なんて僅差なので、
私が高校生の頃に被災していたのかもしれません。
家に帰れず高校の第二グラウンドで朝を迎えたのかもしれないし、
市民体育館に避難して流されていたのかもしれない。
私がここにいるのはほんの偶然なのかもしれないとは思う。
まだ家族の元へ帰れない人がいる。
待っている人がいる。
津波は恐ろしい。
早くみなが待ってる人の元へ帰れますように。
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