アラ還のズボラ日記

鈍頭は、煙と同じで上に上がる。

竹島問題

2017年12月06日 07時35分32秒 | 近世歴史の裏側

中国で1882年に作られた韓国の歴史や地理などをまとめた書物「東藩(とうはん)紀要」に、

わが国固有の領土で韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)の記載がないことが、

県竹島問題研究会の調査で明らかになった。

研究会は「当時の李氏朝鮮の宗主国だった清が、竹島を李氏朝鮮の領土と認識していなかったことが分かる」と話している。
 研究会などによると、当時の韓国は李氏朝鮮の時代で、宗主国の清と君臣関係にあった。

書物は、李氏朝鮮の内乱後、清が支配を強化しようと、清の役人が李氏朝鮮の地理、

歴史、制度などの資料を集めて編纂(へんさん)。研究会関係者が昨秋、

台湾の出版社が1972年に出版した復刻版を入手した。
 韓国は、昔の地図にある「于山(ウサン)」が現在の竹島と主張。

同書にある地図「朝鮮輿地(よち)図」と「江原道(カンウォンド)図」では、

朝鮮半島の東側にある鬱陵島のすぐ東に「于山」が描かれ、

同書の説明で「鬱陵島旁有于山」と鬱陵島の近くに于山があるとした。

しかし、実際の竹島は鬱陵島の南東約90キロと離れており、位置や方角も異なる。

また、同書で示す朝鮮の範囲とする経度では、竹島は入らないという。