京都府京都市伏見区車町271-4 「石臼挽き手打ちそば処 Muller(ミュラー)」 【1129】 【移転しました】
京阪「伏見桃山駅」または近鉄「桃山御陵前駅」を下車し、賑わう「伏見大手町商店街」のアーケードを突っ切り、直ぐ左折し、更に「納屋町商店街(アーケード)」も突き抜ける。
そのまま道を挟んで「竜馬通り」に入り、約70㍍先右手に見える白とブラウンで纏められた、およそ蕎麦屋とは想像がつかない外観のお店です。
「そば処」と言う案内板が掲げてなければ、カフェもしくはヘアーサロンって感じですね。
扉の表札。 これも蕎麦屋のイメージから良い意味で逸脱してますね。 因みに店名の由来は、ドイツ語の「粉屋」から取ったとか。
店頭にあるコンパクトな作業場。 おやじには見慣れた道具が並んでおり、近い将来自宅に同規模の設備を設けるため、じっくりと観察させていただきました。
外観同様ハイカラな店内はテーブル席とカウンター席が設けられ、約15名の収容能力があります。 また2階には宴会専用の個室(10名収容)もあります。
メニュー表。
シンプルな冷と温のみのラインナップ。 夕方からは飲みを兼ねた、小料理も用意されています。
「ざる ¥870」
一見品の良さを感じる細切りの蕎麦であるが、このボリュームで900円近いのは「う~ん」です。
薬味にのっているワサビは、サメ肌でおろしてあり拘りが見え良い。
外皮の含有量はある程度抑えてあると見え、更科に近い淡い色の配合は1:9の割合。 素性の良さと、香り、しなやかさは中々であるが、食感がやや頼りなくキレに欠ける。
素性の良さ、技術力の高さは感じるだけに、細かいポイントを改善すれば名店の仲間入りも可能だと思います。 あと10割に拘らず、このまま9割で勝負して欲しいですね。 十分それに対抗できるクオリティーは、今でも持ち合わせていますから。
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