京都市伏見区中油掛町94
「カサ アントアネッタ (Casa-Antoaneta)」【1207】 《閉店》
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京阪「伏見桃山駅」または近鉄「桃山御陵前駅」を下車し、西へ進路を取り「伏見大手町商店街」のアーケード街を約450㍍進み「魚屋通り」へと南下する。 魚屋通りへ到達したら交差点を右折し、その直ぐ左手に見える、レンガ色の外壁が目印のルーマニア料理店です。
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ルーマニア料理のお店は全国的にも珍しく、関西では唯一此処だけだとか(全国でも僅か3軒とのこと) またこのお店を取り仕切っているのが、ルーマニア人の女性であることを後で知りました。
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メッセージボード。
実はこのお店、おやじのマンションから徒歩2分の所に在り、ずっと訪れる機会を窺っていました。
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店内の様子。
其処はイタリアンバルやフレンチとは趣の違う、落ち着いた雰囲気の空間が広がっていました。
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コレが東欧らしい雰囲気がどうかは情報が乏しく分かりませんが、おやじの感覚からするとドイツの無骨な雰囲気と、フレンチの優雅な雰囲気を、足して2で割ったような感じがしましたよ(収容能力は約30名です)
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テーブルのセッティングもやはり違いますね。
さて上述のランチメニューから、この日おやじがチョイスしたのは、、、
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「C・サルマーレ ¥1,500」
先ずは前菜のサラダのアラカルト。
なんとグリーンにかかっているドレッシングはラズベリーソースで、その程よい酸味が「新感覚」ながら結構マッチしています。
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ミネストローネ。
素材の旨味を生かした、穏やかなスープであり、飲むとホッコリしました。
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パン(ライスも可)
オリーブオイルを浸して食べるのは、欧州ではポピュラーなんですね。
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メインのサルマーレ。
所謂ルーマニア版の「ロールキャベツ」で、こちらも香辛料控えめの優しい味わいで、日本で言えば「お母さんの味」って感じがしましたよ。
尚脇の「黄色い物体」は「トウモロコシの練り物」で、そのシンプルで素朴な味わいが、トッテモ気に入りました。
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アフターの珈琲。
苦みとコクのバランスが非常によく、料理の〆にぴったりでした。
勿論日本人の口に合わせてアレンジはしてあるとは思いますが、それでも素材の旨味を十分生かした、シンプルで素朴な味わいの数々は(勝手なイメージですが)東欧の田舎のお母さんを連想させてくれました。 ご馳走様、また伺いたいと思います。