京都市中京区高倉通御池上ル柊町584
「炭火串焼き 串くら 本店」 【1749】

地下鉄「烏丸御池駅」を下車し、出入口①より御池通に出て、東山方向へ四筋目まで進み、高倉通を右に折れ上る。 その約50㍍先左手に佇む、漆黒の外壁と「駒寄せ*」が重厚さを放つ、総二階の京町家が目印の串焼き専門店です。
*犬矢来と同じく、道と敷地の境界の役割を持ち、泥はねや埃から建物を守る設え。

格子に掛けられた四季折々の食材を描いた挿絵。 どこかしら遊び心のある図柄に微笑みつつ、暖簾を潜ります。

土間の待合には囲炉裏と書画骨董がさり気に飾ってあり、いやが上にも気分が高鳴るのを覚えます。

昔、走り庭だった場所は厨房に打って変わり、それに沿ってズラリとカウンター席が並んでいます。

小・中グループ用の個室の座敷も、床の間には掛け軸と生け花、飾り棚には陶器と、細部にまで和のおもてなしがしっかりと行き届いており見事です。

苔むした坪庭。 高木に石灯籠、低木とシンプルな中にも落ち着きのある配置で、見る人の心をホッと和ませてくれます。

2階も許可を得て見学させていただきました。 曲線のある梁と竿縁天井が、築100年の歳月を静かに囁きかけてくれます。

部屋により天井板や障子の設えに変化を持たせてあり、眺めているだけでも飽きません。

お品書き。
ランチはシンプルな構成で、コース以外は2,000円以内に押さえられ良心的です。

「お昼の定食 980円」
今日のメインは「鶏唐揚げの生姜ソース添え」で、小鉢に味噌汁、大盛から小盛までオーダー時に無料で対応してくれる艶モチご飯と、これで1,000円でお釣りが来るとはホント破格値といえますよ!

唐揚げもケチる事無く童子の拳大の塊がゴロゴロとのり、外はパリッ中はジュワッと、基本通りの美味しさでご飯が進みます。
また添えてあるソースも、生姜の刺激が全体にアクセントを与え、且つ鶏肉の旨味を引き立たせており言うこと無し!
見た目チョイト敷居が高そうな雰囲気がありましたがそうではなく、リーズナブルながらクオリティーが高く、お腹一杯堪能することができました。 次回はやっぱり焼き鳥かな。 また来ます!