京都市北区紫野上門前町34 「大徳寺 鮨長」 【2676】
北大路通・大徳寺前から境内に沿って東袖を上ると、北東端に近い閑静な住宅地に、築100年は経っているであろう虫籠窓を伴う京町家の寿司割烹が目に留まり、そこから微動だにしないおやじ(笑)
ただでさえ寿司屋は敷居が高いのに、対面式でしかもプライドの高い京職人のお店とくれば、キンチョー状態で何を食べてるか分からなくなるはず(やめよーぜ💦)
頭では分かっていても、何故だか今回は閃いた⚡のか、気付いたときには暖簾を潜っている始末(食いしん坊にも程がある、、、)
なるほど天井の高さからして、一般のお宅ではなく、何か商売をされていた町屋ですね(後でお伺いしたところによると、築120年を迎える、昔、織物屋さんだったとか)
奥にも座敷が設けられていますがそれとは別に、ペットの同伴が可能なゲストハウスも営んでおられるそうです(意外にも話好きの大将で、段々と打ち解けてきました✌✌)
茶碗蒸し
蓋を開けるとふわりと磯の香り漂うひとしなは、出汁の引き方も繊細で、この時点で鮨の旨さが確信できる凄みを備えており、一気に期待が膨らみます👍👍👍👍
いなりずし
作り置きではなく、目の前で包んでくれる丁寧さに、こだわりともてなしの心が表れ、好印象です💕
にぎり
やはり関東で修業された、江戸前の職人さんだったんですね✌✌
このお値段ですから、代表的な穴子や小肌はないものの、小技とひと手間に長け、個性が光り眩いくらい✨ 幸せ~ 💙💙💙💙
かっぱ巻きといえど妥協は一切無し! 口の中で絶妙に、ホロホロと解ける食感は、スゴイの一言!
新型コロナの影響で、お客がサッパリなんて愚痴をこぼしながらも、あれこれにこやかに話をしてくれる大将は、赤坂で店を構え、それから伊豆に移り、2年前に京都へと流浪の人生を送られているんだとか。
始めいだいていた不安は杞憂に終わり、アフターの珈琲とデザートまで、心地よく堪能させていただきました。
話が進むうちに共通項まで見つかり、これはもう贔屓にさせてもらうしかありませんね(^^♪ ありがとう、またお話を聞かせていただきます。
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