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福来たる(京都市伏見区)

お客本位の姿勢がヒシヒシと伝わる「京風うどん」の名店。


京都府京都市伏見区深草柴田屋敷町76  「手打ちうどん 福来たる」 【1171】



近鉄「伏見駅」の北口(国道24号線側)ガード下に在る手打ちうどんの専門店です。



店頭に在るメッセージボード。
餡かけ、釜揚げ、カレー、天ぷらとトッピングを駆使した創作うどんが此処のウリと言えますが、本流のうどんも2種類の小麦粉をブレンドしたり、出汁にも昆布と数種類の節を使ったりと拘りの深さが窺い知れます。



また別のメッセージボードには、サブメニューの本日のいなりと炊き込みご飯の内容がアナウンスされています。



店内はおよそガード下とは思えないような落ち着きのある内装で、天井の黒い板張りが良い味出しています。    尚収容能力は40名程で、カウンター席とテーブル席、奥には小上がりの座敷が設けられています。



告知プレート。
「茹で時間に10分云々」は、お客にベストのうどんを食べて貰おうとするお店の姿勢の表れであり、評価できます。   但しこの規模では混雑時、全て10分待ちでは対応不可能と思われますので、何食分かを次々と茹でるシステムなのでしょう。
*うどんは概ね茹で時間は10分であり、大抵のお店は効率重視で茹で置きとなります。  勿論、その場合うどんは延びており食感が劣ります。



メニュー表。
店頭の物と同一ですので、おやじオススメのページのみを掲載しておきます。  単品も良いのですが、セットの方がより満足感が得られます。   また大盛り(1.5玉)も無料であり、オーダー時に一言掛けられるのも、お客本位であり嬉しい配慮です。



「桜島鶏ささみ天カレーうどんと十六穀米のセット ¥930」

創作うどんと雑穀米ご飯のセットでボリューム満点です。  うどんを大玉にしたら夜まで間食の必要は先ずありません。



角のように突き出た2本のささみ天は、サックリとした衣が心地良く肉質も良質でホクホク旨い。  但しチョットしょっぱく塩分濃度を調整する必要がある(厨房を見てたらササミに「えっ!?」と言う程塩をふり掛けていました)
うどんはやや円みのある京風うどんで、食感が滑らかで心地よい。   カレー汁はそれ程スパイシーさと辛味は感じられず、逆に出汁のしっかりとした「厚み」が感じられ、双方のバランスが取れておりGOOD!(普通のお店は大体カレーの方が勝っていますよね)


客本位の姿勢とうどんのクオリティーの高さ、ボリューム、創造力と、どれをとっても一級であり、京都南部を代表する名店の一つと言えるでしょう。

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