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殿田(京都市南区)

此処はおやじに「京うどん」の神髄は「お出汁」にあることを教えてくれたんです。


京都市南区東九条上殿田町15  「殿田」 【1466】



JR京都駅八条口より、正面に見える「室町通」の細い路地を入り約400㍍南下し、東寺通に出たら左に折れ、角より2軒目の、昔ながらの小さな大衆食堂です。



店内もイメージ通りの昔懐かしい出で立ちのそれであり、テーブル席のみの構成で約33名の収容能力があります。



各テーブルにはお品書きは無く、壁面に貼ってある札を見て、オーダーを通します。    価格も矢張り、世間の時間より明らかに時の流れが鈍いですね。

おやじにしては「なんの変哲もない、お店を紹介するのやなぁ、、」と思っている方、ご安心あれ。   此処は度々マスコミでも取り上げられる、「京らしい味わい」がいただけるお店なんです。
それは、、、



「たぬきうどん 500円」

餡の形態を取る艶やかな出汁が、独特の雰囲気を醸し出している一杯で、これぞ「京うどん」といっても過言ではない出で立ちです。

一匙出汁を掬ってみます。  昆布と鰹の効いたふくよかな旨みが舌の上を踊り、続いてお揚げとネギ、最後に摩り下ろし生姜の刺激が、インパクトを与えます。



柔らかなタッチのうどんは、出汁に寄り添うような存在であり、讃岐のようにエッジの効いた麺が主役では無く、あくまでも出汁の奥深さを生かすための「助演」で、これこそが「京うどん」の神髄なんです。


京都駅から徒歩圏内(約8分)に在り、下手なチェーン店や高級店に入るより、古都に根ざした庶民派の味を堪能でき、お腹も心も満たされること請け合いです。     是非とも電車や新幹線の待ち時間に、利用してみてくださいね。

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