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進々堂 京大北門前(京都市左京区)

パリのカフェをイメージしたレトロモダンな喫茶店で過ごす至高のひと時。


京都市左京区北白川追分町88   
          「進々堂 京大北門前」  【2061】



京阪「出町柳駅」を下車し出入口④から今出川通に出て、東山に向かって約1㌔東進した京大北門の向かいに佇む、レンガ造りの西洋建築が独特の重厚さを放つレトロモダン喫茶です。



此処は1930年に創業して以来、京都の喫茶店文化を牽引し、さらには日本でのフランスパン発祥地として、全国の喫茶ファン憧れのスポットなんですよ。



看板に刻まれた”Notre Pain Quotidien”(我らが日常のパン)の文字。   街角でよく見かける”進々堂”のパンとルーツは同じなれど、今は別経営になっているんだとか。



現在店内は撮影不可となっているため、奥のテラス席から店内を覗いてみましょう。



パリに留学していた創業者が「大学の先生や学生たちが勉強できるような場所に」と、カルチェ・ラタンのカフェをイメージして造ったという店内では京大生が勉学に勤しみ、まるで図書館のような静けさが漂っていました。



メニュー表①
デフォのカフェ(コーヒー)は通常ミルク入りのため、ブラックの場合事前に、その旨を伝える必要があります。    尚学生諸君はこの一杯で、2時間近く粘るのだとか(笑)👌



メニュー表②
軽食のメインはもちろんパンですが、自家製カレーも名物なんですよ。



「カレーパンセット 830円」

ありそで無かったポピュラーな2つのコンビネーションをメインに、サラダと、苦みの迸る昔ながらのコーヒーがついたセットで、ランチというよりブランチとしていただいた方が良いかもしれません。



シンプルに豚もも肉と大量の玉ねぎのみで作られたカレーは、まったりとしたコクと同時にどこか懐かしく、その優しい味わいがクセになる逸品です。  美味い! (⋈◍>◡<◍)。✧♡


重厚な楢の木の長テーブル(人間国宝の黒田辰秋氏作)に腰を落ち着け、ゆるりと静かな時間を過ごすと、それまで抱えていた刺々しい気持ちが、スッと解けたような感覚を覚えました。
ご馳走様!  また来ます💛💛


☆付近のお出かけスポット・百萬遍知恩寺、京都国立近代美術館、京都市美術館

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