それから二週間、双葉が出てきました。
このひまわりは大池の花壇と交差点の花壇用に、育てています。
大池用には2メートルになる大きなひまわり。 交差点用には矮性で草丈約60センチ止まりのミニひまわりです。
二年前、交差点に同じく矮性のひまわりを植えて(今回の品種とは違います。)、育て方が良かったのか大きくなりすぎ、一部苦情が出たのを考慮して今回は慎重に一番小さなひまわりを選びました。
何故、そこまでひまわりにこだわるの?
それは今、ひまわりに限らず私たちが小さい頃よく目にした花が、身近で見られないからなのです。
夏、屋根のひさしに届くような大きなひまわり。 真っ赤な花が印象的なカンナ。 近所にあちこちで見られたあさがおの花棚、ほおずき、へちま等々。
今では本当に見られなくなりました。
替わって、ペチュニア、マリーゴールド、サルビアなど花に罪はありませんが、ホームセンターで売ってある花ばかり目立ちます。
その花たちも5月に入ると店頭に並び、本来の花の時期(7月~9月)から明らかにずれているという現実。
花を愛でる大きな理由の一つとして、季節感を楽しむという事がありますが、それを無視した今の花事情には、いささか嫌悪感をおぼえます。
ひまわりは、もう一度花の本来の意味を少しでも皆さんに知ってもらうための、私なりのメッセージなのです。
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