出雲市斐川町坂田3287「かくれ庵」 【982】
出雲市街地への南東の玄関口に当たる「山陰自動車道・宍道IC」から、国道9号線にアクセスし、斐川方面へ進路を取る。 約700㍍先、旧平田市への連絡道となる県道28号線に入り(右折)約3.5㌔先の交差点角に設置してある看板に従い右折し、農道へと進む。
斐川平野の田園地帯のど真ん中を、突っ切ること約1.5㌔先右手にある、豪農の離れが目的のお蕎麦屋さんです。
ご主人は元々2代続いた土木業の社長さんだったそうで、成る程専門家だけあって家屋は、ドッシリとした豪快な造りです。
建物の向かって左側がお店(離れ)で(営業中は)玄関に赤い暖簾が掛かっています。
玄関入って一番奥の、丸テーブルが5.6卓配置されている、約20畳の大部屋へと通されました。 部屋からはのどかな斐川平野を、見渡すことが出来ます。
メニュー表は無く「割子(冷)または釜あげ(温)しか出来ませんが、、」との事でしたので、もちろんおやじは、、、
「割子蕎麦 ¥600」
割子3枚に自家製の佃煮が付いた、いかにも素朴な一品。 蕎麦の盛り方も標準以上であり、これで600円は非常に良心的です。
配合約1:9のやや細麺のしなやかな蕎麦は、舌触りとノド越しが良く、香りもマズマズで、これぞ出雲蕎麦の優等生って感じです。
まんま農家の広間で頂いているためか、食べているうちに「田舎のおばーちゃん」の家に居る様な気分になり、心が和んできましたよ。
帰り際も、玄関まで送ってくれ深々と一礼されると、何だかくすぐったくなりました。
*増税前訪問のため、価格に変動がある場合がございます。
ご了承ください。
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