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マダム紅蘭(京都市中京区)

まるで「宝石箱」のような「中華重」は一食の価値ありですよ!


京都市中京区寺町丸太町東入ル北側  「中国料理 マダム紅蘭」 【1490】



京阪鴨東線「神宮丸太町駅」を下車し、鴨川を渡り丸太町通を「京都御苑」の東端角まで東進した交差点角に佇む、タイル張りの外壁とカラフルな暖簾が目印の京町家中華料理店です。



なにやら艶やかな店名ですが、その実本格的な四川料理をいただけるお店として、京都では広く知られています。



暖簾を潜り店内に入ると先ず、年季の入った金庫と箪笥がドデーン!とお出迎えしてくれます。




1階客間。
築約90年の総檜造りで、柱には檜の錆丸太(さびまるた)、天井は黒部杉の船底天井(パターンはお馴染みの網代模様)を施し、独特の趣きを醸し出しています。




2階客間。
2階の設えも華美さこそ無いものの、しっとりと落ち着いた空間が保たれています(階段手摺の曲線にも、味わいがありますね)



お品書き①
料理長のおすすめコース(昼夜)は10,000円、8,000円、5,000円の3コースが用意されています(手が出ませんが、、)




お品書き②③
一品料理は流石に「本格派」が勢揃いしています。



お品書き④
アイテムは少ないですが、担々麺や焼きそば、炒飯等庶民的なメニューもチャンとありますよ。



お品書き⑤
お昼はコチラのミニ懐石か中華重が、イチオシのメニューとなっています。   というか、この「中華重」目当てで、今回お邪魔したんです!



「中華重 1,200円」

先ずその爽やかな彩の漆器で、目を楽しませてくれます。



添えてある玉子スープは、化調に頼らない穏やかな味わいで、心がホッコリしましたよ。



ご飯の上には海老天、クラゲ酢、焼売、酢豚、大根生酢玉子巻等が上品に並べられ、特に海老天のホクホクとした食感と衣の仄かな甘味、酢豚の頃合いのよい塩梅が秀逸でVerryGood!    また脇役ながら、八角のキリリと効いた搾菜もNiceなお味でした。


町家の定番といえば和食というイメージが先に立ちますが、先日の閏(うるう)といい、此の紅蘭といい、ミスマッチを受け入れる懐の深さを感じ、ゆったりと寛ぐことができましたよ。    是非次はコース料理を味わいたいなぁ。 

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