松江市和多見町「そば清」 【866】
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松江市街・橋南地区、JR松江駅前北口から西へ約300㍍進み「朝日町交差点」を右折、その約150㍍先左手のアーケード街の一角にある、昭和10年創業の老舗蕎麦屋さんです(新大橋南詰手前約150㍍の位置)
尚駐車場は、店舗左手の路地を入った奥に、2~3台分のスペースが、設けられています。
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テーブル席とその奥には座敷もありますが、割とコンパクトな店内です。 一角には「蕎麦打ち場」が確認できます。
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おしながき。
割子(3段)750円は、標準的なお値段ですね。
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「天ぷら割子そば ¥1,200」
割子3段に天ぷらがセットになった一品。 薬味が別の器になっているのは、嬉しい配慮です。
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平打ちの特徴のある蕎麦は、僅かに小麦粉の味がするところから、9対1の割合と思われ、舌触り、のど越し、食感、香りの立ち具合と、どれをとっても技術の高さが窺い知れる一品であり、老舗の「気骨」を感じることが出来る旨い蕎麦。
おやじが時々吠える「迷言:十割神話(蕎麦は十割に限る)はナンセンス」のお手本の様な蕎麦であり、伊達に70年以上の歴史を刻んではいないことがよくわかる。
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天ぷら。
蕎麦屋特有のやや硬めの衣ではなく、どちらかといえば日本料理店の天婦羅に近いもので、揚げ加減も絶妙でありGOOD! 素揚げの蕎麦には少し塩がふってあり、スナック感覚でポリポリイケル。
店構えからして、ひっそりと佇む年季の入ったお店という感じではあるが、中身はなかなかどうして、松江市内でも指折りの名店であることは、間違いないです。