キク科「オオキンケイギク」
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北アメリカ原産の外来種で、当初ワイルドフラワーの1つとして日本に持ち込まれたものの、その驚異的な繁殖力により在来種を脅かし、現在「特定外来生物」として、移植、栽培、販売が規制されています。
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キバナコスモスに似る華麗な姿とは違い、その繁殖力は一平方メートルあたり3,000から5,000の種子生産量があり、瞬く間に一面を占領してしまう。
一般の人にしてみれば「きれいな花」と何気に移植、種子の採取の対象となり、その結果一気に広範囲に広がってしまい、いかに行政がアナウンスをして阻止し、駆除をしていくかが今後のポイントとなる。
これも重大な「環境問題」であり、野放しにしておけば日本の生態系が変化する可能性もあるので、早急な処置が必要となる。 幸い行政も処置を早める傾向にあるので、手遅れになる事は無いとは思うが、、、
後は1人でも多くの人に興味を持ってもらい、「見つけたら駆除」に協力して欲しいと思います。
駆除の仕方ですが、「今が最適期です」
花が咲く前は、一般の人には見つけにくいので、今の時期の「黄色い花」を目印に「根元からむしり取ります」 できれば「根こそぎ」が一番ですが、むしり取るだけでも充分効果が期待できます。
尚、他人の庭等に植栽してあるのを見つけた場合は、行政に連絡し役所から「駆除協力依頼」をしてもらう方が「波風」が立たなくて良いでしょう。
昨年、町内で繁殖していたので(もちろんお家に移植した皆さんは、事情を知りません)資料をコピーし、一軒、一軒訪問して説明し駆除をしました。
日本の植生を守るためにも、皆さんの協力をお願いします。 小さな協力が大きな結果を生み出してくれます!