岡山県津山市山下 「津山城さくらまつり」 (名所探訪)
津山城(つやまじょう)は津山盆地の中央部に位置し、かつては日本三大平山城のひとつとして知られる名城であった。 別名は鶴山城(かくざんじょう)。
その城跡公園を中心に4月1日から15日まで、ソメイヨシノの開花に合わせ「津山城さくらまつり」が開催される。
1603年、森忠政が18万6千石で入封し津山藩が立藩。 同年、現在見られる津山城の築城に着手した。
1616年、13年の歳月をかけ完成。 天守、櫓、城門などを合わせ、80余棟が建ち並ぶ近世城郭となる。
その後森家は断絶し、1698年松平宣富(越前家)が越後国高田藩より10万石で入封。 以後、1871年の廃藩置県まで城主となる。
1809年の火災により本丸御殿焼失し、また明治政府の廃城令により、天守や櫓が破却された。
2002年、築城400年記念行事の一環として、備中櫓復元工事に着手し2005年に完成。 わずかではあるが、在りし日の威風が城山に再現された。
桜舞い散るさまに、暫し想いを馳せる。 兵ものどもが夢の跡。
photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ
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