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浅草寺(東京都)

義理人情に厚い下町情緒に浸れる都内を代表する観光スポット。


東京都台東区浅草2-3-1  「浅草寺」  (名所探訪)



浅草寺は628年に創建された都内最古の寺院で、現世利益の「浅草観音」として多くの人から信仰され、国内外から年間約3000万人もの参拝者が訪れ、常に全国トップ10にランクインされている。



雷門から宝蔵門に至る表参道の”仲見世通り”には、待ちわびた春の訪れを謳歌しようと大勢の参拝客でごった返し、これぞまさに芋を洗うかのよう。



1945年の東京大空襲で焼失したのち、1964年に再建された宝蔵門の左袖には五重塔がそびえ、気風の良い江戸情緒を醸し出している。



踵を返し右手には(東)遠くスカイツリーが望め、新旧のコントラストが眩しい。



本堂も1958年に再建されたもので、天井には堂本印象筆「天人散華の図」が描かれている。



境内には「香炉の煙を体の悪いところにかけると治りが良くなる」との言い伝えがある、「常香炉」の煙が立ち込める。



関東大震災に耐えつつも、東京大空襲によりそのほとんどが焼失し、鉄筋コンクリート造りとなったが、創建当初からの威厳は損なわれず、益々高まっているように思える。


               photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ

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