境港市大正町 「生粉打ち そば処 新見」 【1000】
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境港市街、妖怪たちが大挙してお出迎えしてくれる「水木しげるロード」の、粗中間地点にある「大正川」とのクロスポイント(ねずみ男が寝転んでいます)から、約40㍍海側に進んだ左手に見えるお蕎麦屋さんです。
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玄関先のメッセージボード。
その中でも「ざるそば ¥750」と「かにおこわ ¥500」に、おやじは興味をそそられました。 観光地でありながら価格体系も、それ程高くは無いように思われます(後は盛り具合ですね)
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カウンター席とテーブル席が数席と、20名も入れば満員となるコンパクトな店内です。
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お品書き。
(冷)メニューのみのラインナップですが(温)にも対応可とのことでした。
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ご主人は蕎麦に並々ならぬ「拘り」があると見え、蕎麦の食べ方について色々と「薀蓄」が書かれています。
因みにおやじの食べ方は「半分は何もつけずにそのまま頂き」後の1/2は「ツユにつけ」最後は「薬味(ネギ・おろし)を入れ」ササッと平らげます(出来の悪い蕎麦の場合は、ドップリツユにつけ食します)
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「そばセット(並) ¥1,500」
ざる、かにおこわ、味噌汁、フルーツがセットになった「郷土色」を感じる一品で、これで1,500円は高くは無いですね。
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ざる。
「出雲蕎麦圏」にしては珍しい外皮を除いた「更科系」の細麺仕立てであり「韃靼蕎麦」のような黄土色が特徴の十割蕎麦です。
ツルっとした舌触りと程よいコシがある「上品」な蕎麦で、一般的な「出雲蕎麦」と比べると「頼りなさ」を感じるかもしれないが、それは蕎麦粉の違いであり「更科系」として高レベルのものと言える。
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「かにおこわ」
境港で水揚げされた「紅ズワイ」と鳥取県産の「もち米」を使って、地元の水産会社が製造したおこわで、カニのエキスを吸い込んだふっくらなもち米の旨味が、なんとも幸せな気分になれる一品です。
観光地らしく「郷土色」を取り入れ、且つ価格もリーズナブルで、本命の蕎麦も技術に裏打ちされた一品で言うこと無し! 観光客にも、もちろん地元の方にもオススメ出来る優良店です。
*増税前訪問のため、価格に変動がある場合がございます。 ご了承ください。