京都市伏見区深草西浦町6-62 「頑固麺」 【1655】
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京阪「藤ノ森駅」を下車し西改札口から師団街道に出て、「藤ノ森交差点」を名神高速道の高架橋に沿って約350㍍西進した右手に見える、如何にも堅苦しそうな看板が目印のラーメン専門店です。
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先ずは券売機にて食券を買い求めますが、基本の鶏豚骨、煮干し鶏豚骨、醤油に、この日はイレギュラーのMAZESOBAと、ラーメンエキスポに出展する泡ニボが加わっていましたよ。
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メイン3種についての解説は、券売機の上部に詳しくアナウンスされています。
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裸電球に黒タイルと懐古調漂う店内は、他のラーメン店には無い趣きを感じ、まるで昭和レトロのカウンターバーに潜り込んだ錯覚を覚えましたよ。
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天才ギタリスト・ジミヘンのポスターも、此の空間なら違和感なくピッタリハマリますね。
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「煮干し鶏豚骨 730円」
一面をチャーシューがびっちりと覆うビジュアル的にも映える一杯で、それ以上にインパクトを与えるのが、以前伺った「極鶏【1389】」の次ともいえる粘度の高いスープで、これだけの濃度がありながら獣臭が全く無くスルスルといただけるのは、ピュアな旨味だけを抽出する確かな技術によるところと窺い知れます。
更に煮干しが寄り添うように鶏豚を支え、トッピングの刻みタマネギの仄かな甘味がリズムを奏で、まるで丼の中でドンチャン騒ぎをしているような楽しさが溢れています。
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麺は中太のストレートで、ラヲタの中では有名な京都の「麺屋 棣鄂」製を使用しており、もちろん相性もバッチリです。
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「唐揚げセット 300円」
一見「唐揚げ」とは見えない異様な出で立ちに、チョイビックリのセット品。 ご飯もてんこ盛りで、完食するとお腹が弾けそうになりましたよ。
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見た目だけではなく中身もしっかりと仕事がしてあり、皮の旨味と身のジューシー感のコントラストが楽しめご飯が進みます。
店を後にし数時間経っても胃もたれが全くせず、その技術力に改めて感心させられました。 これはおやじのような50歳代でも、中毒になる危険を孕んでいますよ(程なく再訪することになるでしょう)