先週末、軽い「夜間熱中症」を発症した母であるが、その後、元気に過ごしている。
96歳と高齢で暑さを感じにくい上に、身体に風が当たることを嫌がって、
室温が30度を超えていても冷房どころか扇風機も嫌がり、目を離すと部屋を締め切ってしまう。
「熱中症になったら救急車を呼ばんといかんとよ」と言っても、本人は「??」。
「地球が温暖化して、今は猛暑日が、、」とか説明しても、不機嫌になるばかりで
結局のところ「昔はなかったのだから分からんよね」と諦めるしかない。
夜の対策であるが、家族が出来るだけ起きていてー
隣室からエアコンの冷気をこっそり入れるか、又は、窓を少し開けて外気を入れる。
そして、本人が気付いたら何とか言いくるめる。
とは言っても、夜中ずっと起きているのは難しいので、「家族コール」を活用している。
母がベッドから降りたら、センサーが働き家族の寝室にアラームが鳴る仕掛け。
介護保険でのレンタル品である。
母が目を覚まして、アラームが鳴ると直ちに母の部屋に行って、
「トイレに行って、水を飲もうか」と声を掛けて、転倒しないように見張っておく。
汗をかいているので、水はスポーツドリンクを少し薄め、塩分補給も兼ねている。
「ああ、水が美味しい」と満足して、自室へ戻って何事もなく寝てくれる。
夜中に起こされる方は大変なのだが、“大事に至る”ことなく朝を迎えるためには
仕方がないと思っている。
ちなみに、昨夜(午前)起きたのはー
2時(起こした)、3時半頃、5時頃の3回であった。
分担してくれる「つれあい」に感謝している。
毎日なので、ひとりではとても対応出来ない。
アラーム(受信側)
ー家族の寝室に設置している
発信装置
ー母のベッドに設置
センサーマット
ー就寝時にベッド下(床)に引き出す
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