昨日、福岡県立図書館へ本の返却に行った。
新たに3冊借りる。
「臨床の砦」電子書籍版の表紙
購入した電子書籍の一部
昨日、図書館から借りてきた3冊の本
自宅から自転車で12〜3分の距離、割に近くて便利だが、
県立とは言えそれほど充実しているとは言いがたい。
昨年来の新型コロナによる「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の影響で、
図書館は今年も5月以降ほとんど利用できない状況であった。
読みたい本があると、書店に行って購入するのが望ましいのだが、物理的な理由
すなわち住宅事情により、見送らざるを得ない。引っ越しが難儀なのである。
そこで、出来るだけ図書館を活用することにしている。
しかし、所蔵なし(予算が少ない)の場合や、貸出中(受賞作品などは利用が集中)
の場合も少なくない。
所蔵なしの場合、リクエストして備え付けてもらう方法もあるが、結果が保証されて
いる訳ではない。
読書は“タイミング”は重要な要素なのだが、長らく休館中で図書館に依存できない状況が
続いている中、“今読んでおかなければなければ”と強く思った本が現れた。
それは、4月28日深夜に放送されたNHKのラジオ深夜便インタビュー「コロナ禍の医療現場を描く」
というテーマで、出演した夏川草介さんの話がきっかけ。
※このインタビューはYouTubeで聴くことができる(25分44秒)。
→「ラジオ深夜便 夏川草介」で検索
すぐに、読まねばと思って電子版の本を購入した。
「臨床の砦」という本で、著者の夏川草介さんは「神様のカルテ」を書いた現役医師である。
内容は、コロナ禍(第三波)の下、第一線の現場(感染症指定病院)では何が起こっていたのかが、
ダイナミックに描かれているもの。
医療関係者のいわば命がけの奮闘に心を動かされる。
「この戦、負けますね」という医師の言葉に、身が引き締まる思いがした。
電子書籍を読む端末(リーダー)は、タブレット(iPad)にアプリを入れて利用。
コンテンツはソニーの電子書籍「Reader Store」を利用(購入)しているのだが、頻繁にセールがあったり、
ポイントを利用できることから、ほとんどのものが紙の図書よりも2、3割安く購入できる。
※他の電子書籍も同じような割り引きをしているようだ。
最近は、公共図書館による電子書籍のサービスも広がってきている。
図書館によって、導入しているシステム、コンテンツ、貸出方式など利用の仕方が異なっている
場合があるので、注意が必要。(福岡では県立図書館と市総合図書館ではシステムが違う)
これは、慣れるしかない。
一番の問題は、まだまだ、書籍(コンテンツ)の数が少ないこと。
財政的な整備がネックになっているものと思われる。
リモートワーク、オンライン授業の時代、図書館に頑張ってもらいたいものである。
「臨床の砦」電子書籍版の表紙
購入した電子書籍の一部
ー「いのちの停車場」はご存知、吉永小百合主演で映画化
ー画面中で読了したのは半分
残りは試し読みで確認済みで読むのが楽しみ
昨日、図書館から借りてきた3冊の本
ー奥田知志さんは、NPO法人抱樸(ほうぼく)理事長
北九州を拠点に生活困窮者を支援
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