握りこぶしでファイト!

認知症の母との生活を中心に、日々のよしなし事を書きます。

博多山笠

2021-07-08 21:05:00 | 日記
今日は用事があって、九州の随一の繁華街
と言われる「天神」にある「ソラリアプラザ」に久しぶりに行ったところ、吹き抜けに博多山笠の「飾り山」が設置されていた。

七月の博多の町は、博多三大祭のひとつである「博多祇園山笠」で盛りあがる。

しかし、残念ながらコロナ禍のため昨年に続いて今年も、一部を縮小しての開催になった。

2年連続で、勇壮な「舁山(かきやま)」が中止になり、「飾り山」だけになったのである。
その飾り山も、例年よりも数が少なくなっていて寂しい限り。

「飾り山」は、例年7月1日から15日まで、市内各所に18本が設置され、博多人形師による絢爛豪華な飾り付けで、山笠の「静」の部分を彩っている。

一方、勇壮な舁山(かきやま)は「動」を受け持ち、クライマックスである「追い山」でフィナーレを迎える。
 
この「追い山」が言わばメインイベントなのだが、その前に「舁山」の醍醐味を味わうことが出来る行事も用意してある。

一つは、「追い山ならし」と呼ばれるものである。
7月12日の15時59分から本番より1Kmだけ短い4キロのコースを駆け抜ける。追い山のリハーサルと言ってよい。

もう一つは、「集団山見せ」である。
町人の町「博多」から那珂川を越えて、城下町「福岡」へ舁き入れるイベントで、7月13日の15時30分から行われる。
これには、有名人も台上がりして盛り上げる。小松政夫さんやホークスの王会長、そしてコース途中にある「博多座」来演中の役者さんなど。

そして、いよいよ本番。
15日早朝4時59分に櫛田神社をスタートして、神社内の短いコースと全長5Kmのコースの両方を7つの「流れ」が速さを競う。
現役で仕事をしている時は、同僚達と午前2時くらいからスタート地点近くの「冷泉公園」に集合。
「オイサ、オイサ」の掛け声で集まってくる各流れ(町内)の舁山に拍手を送っていた。

追い山が終わると、博多の街は夏本番を迎えるのである。

来年は、本来の姿での博多山笠が行われますように。


飾り山(17番ソラリア)
ー高さ15メートル

表(正面)



見送り(裏面)


舁山(かきやま)
ー恵比寿流れ
ー2017年7月12日
 「追い山ならし」で撮影








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