2020年7月20日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.14 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.35 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +0.94 ℃ 前365日間平均歴代順位 1位
単純平均の365日移動平均 15.284 ℃
2020年3月7日の極小値15.206 ℃を0.078 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.042 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+1.12℃、15地点中12地点で日平均気温が平年比プラス偏差、3地点でマイナス偏差だった。根室の日平均気温は平年比+3.4℃、境は同+3.0℃で、依然として北海道の気温は高かった。一方、銚子の日平均気温は平年比-2.5℃だった。
気象庁は昨日奄美が梅雨明けしたとみられると発表した。これまでで最も遅い梅雨明けとのこと。これまでは、1983年と2010年の7月15日が最も遅い記録だった。2010年は猛暑で知られる年なので、奄美の梅雨明けが遅かったからといって、この夏の気温が低くなるとは言えない
現在日本近海の海面水温は西から下がってきているが、昨年も同様の状況にあった。そして7月後半からは猛暑になった。これまでの気温が低かったからといって、今後も気温が低くなるとは単純には言えない。
本年の日本の気温は歴代1位の水準で推移しているが、このまま1位で終わるのか、2位以下に後退するのかはこの8月の気温が大きく影響するだろう。