2020年9月1日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.12 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.30 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +0.98 ℃ 前365日間平均歴代順位 1位
単純平均の365日移動平均 15.292 ℃
2020年3月7日の極小値15.206 ℃を0.086 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.034 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+1.05℃、北日本を中心に5地点の気温は平年比マイナスだったが、10地点でプラス偏差となった。境と浜田の日平均気温は平年比+3.2℃、伏木は同+2.9℃と日本海側の観測点のプラス偏差幅が大きかった。北海道の低温偏差は継続したが、マイナス偏差幅は縮小し、寿都の平年比-2.0℃が最もマイナス幅の大きな観測点だった。
台風第9号の影響がまだあるうちに、台風第10号の急発達が心配されるようになっている。これまでより予想進路は西に少し移動し、九州に上陸する可能性が考えられているようだ。海面水温が高いため、急発達が心配されている。太平洋の海水温は、海面だけでなく深さ50mまで30℃を超えるような領域が広がってきて入れ、台風通過による海水のかき混ぜがあっても、海面水温の低下がそれほど期待できない状況になってきている。
この8月の日本の気温は異常猛暑として話題となった2010年の平年比+1.97℃、1994年の+1.58℃に次ぐ+1.57℃で3番目の記録となった。
昨日の関東の気温は低かったが、本日は上昇しており、西日本や日本海側の気温はすでにかなり高くなっており、福井県では猛暑日地点が出てきている。