どうにも大変である
甘えん坊過ぎるのである
人の気配が消えると泣く
保護1日目は
段ボールハウスで過ごしてもらった
しかし
目覚めると泣き出す
手を添えると泣き止み
指先を舐めながらまた眠りにつく
その繰り返しだった
2日目には
段ボールハウスに一人になるのを嫌がり
人に張りついて離れなくなる
保護初日
保護した場所から職場へ
段ボールに入れて運ぶ間に脱糞
しっかりとした形状の黒いウンチ
見る限りでは虫も居なさそう
午後5時病院へ
体重 400g
おそらく女子
右目 結膜炎
かなり酷い状態で
瞬膜は真っ赤に膨れ上がり
ほとんど視界を塞いでいる
眼球にも影響がでるとの事だったので
その場で若干の切開処置をする
眼球は白く濁ってはいたが
何とか無事だった
ある程度成長したら
切開手術が必要かも…との事
とりあえず自宅では点眼薬
猫風邪
鼻水で顔の半分はベタベタ
くしゃみをしてはあおっぱなを振り撒く
インターフェロンを注射
自宅では点鼻薬
歯が生え揃っているので
離乳食も食べられるだろうとの事
子猫用の粉末ミルクと
ウェットフードを混ぜたものを
看護士が与えるが
鼻が詰まり匂いが解らないので
食べ物だと認識が出来ず
指先につけたものを
口内(上顎)に塗りたくる様に強制給仕
耳ダニ なし
ノミ ダニ
外で弱っていた子猫だったが
驚く程にノミがついていなかった
首筋に駆除薬投与
爪切りをしてもらう
総じて
重症ではなかったので安心した
1週間後に再度診察
急変の場合は直ぐに…との事
子猫の為の新たな診察券を作ってもらい
点眼薬
点鼻薬
子猫用の粉末ミルク
ウェットフード1缶
それらを処方してもらい帰宅
そして冒頭に…
2日目にして人から離れず
横たわる人の腹の上で爆睡
くしゃみをする度
あおっぱなが飛び散るので
Tシャツは染みだらけ
眠りから目覚めると
母猫を求める用に
顔や首筋に顔を突っ込み
舐めまわすので
人間はヨダレだらけ
粉末ミルクを溶かしたものを
指先につけて舐めとらせる
病院の療法食はお気に召さず
あまり食が進まない
100均のトレーにペーパータオルを敷き
簡易トイレを用意
粗相する事なく
自力でオシッコを数回
ウンチはなし
幸運にも本日は仕事が休み
これ程手がかかると思わなかった
本当に休みで良かったと思う