2004年9月26日に消滅した大阪近鉄が9年の歳月を経て復活。
完全に敵だった,かのチーム。
今で言うと,ちょうど今頃の時期に同じ西日本のソフトバンクホークスとオリックスが合併し,
翌年にはオリックス・ホークスとして本拠地を福岡に移して再出発。
その9年後に,ソフトバンク・ホークスのユニフォームで,復刻試合をしているような感じ。
その9年という歳月は,色々な環境と感情を変えていき,福岡まで出向いてソフトバンクを応援している自分がいる。
例えるなら,そんな感じでしょうか。
これから先,そんなことも現実としてありうるから怖いんですけどね。
でも,オリックス・バファローズの京セラドーム主催試合なんて,これまでもライトスタンドは近鉄ファンで埋め尽くされていましたから,
もはやここのライトスタンドで応援する限りは,合併がどうのこうのとか,語るに及ばないものなのかもしれません。
今のオリックスは,バファローズなのだ。そう認識して,とにかくバファローズを応援することしか,
これまでのBlue Waveの歴史を引き継げない,そういうものなのです。
というわけで,覚悟を決めて大阪近鉄を応援してきました。
9年ぶりに登場したバフィー・リード。バギーカーに乗っていた頃が懐かしい。
まさか君を大阪ドームのライトスタンドから見る日が来るなんてね。
当時,「牛がこんなに美人なんて」という衝撃を与えたファルル・リーナも来て欲しかったよ。
でへへ。つばくろうさんはきてましたけどね。ぱちり。
ザ・ディープ・サウスOSAKAの象徴的な「レッドDEハッスル」旋風を巻き起こした大西ユカリ女史も来場。
関係ない話ですが,同姓同名の中学時代の後輩がいましたが,彼女はまた空手でインターハイ銀メダル獲得の凄腕でした。
いつも震えながら話をしていたのを覚えています。全く関係ない話でしたが。
♪長く険しい~荒れた道こそ~打撃道上り詰めろ 誇り高き師(鈴木貴久)を胸に。
大阪近鉄在籍はわずか1年だったわけですが,大西宏明氏がレジェンドのゲストとして登場。
しかし,亡き鈴木貴久を伝承する存在として,これからも焼肉屋と「せやねん」がんばってくれたまへ。
しかし坂口は,2003~2004年当時に戻ったみたいで,10年若返ったような。
そして永久欠番#1の似合わないヤツがいたりww
しかし,プロ野球史上最初で最後であろう代打サヨナラ満塁優勝決定ホームランを献上した2001年当時,
8月までオリックス・ブルーウェーブも優勝争いに加わっていました。
あの頃の小倉・加藤伸一の先発2枚看板,アリアス・ビティエロの打棒に加え高見澤と葛城育郎・福留宏紀の台頭,
そしてストッパー大久保の確立と,イチローが抜けたにも関わらずオリックスの底力を見せ付けた2001年は魅力的でしたよ。
仰木彬の意地を見た1年でした。
大阪近鉄の先発は金子千尋。
当時のエースといえば前川?いやいや岩隈を彷彿とさせるか。
立ち上がりは上々ながら,今日はバレンティンを抑えられず,
バレンティン登場回に手こずりました。
特に2回表は二死3塁から岩村のピッチャーゴロのファーストデホの捕球処理が緩慢で
ファーストキャンバスが間に合わず,先制点を献上してしまったのが後々響きました。
一方,打線は完全にフライヤーと化し,ヤクルト先発ライアン小川を力んで打ち損じてばかり。
いい当たりも多いんですが,ことごとく野手の正面へ。
ならば同じ野手の正面にボールが行っても何故叩きつけるようなゴロを打たないんだ!
今や京セラドームの人工芝は,他の球団の選手を悩ませる予測の付かない跳ね方をするので有名。
さらに今や反発係数の大きなボールになっているわけだし,
今のチームの方針はとにかく機動力と守備力が重視されている人員が優先されているわけです。
小島・深江・駿太・安達といった非力でも塁に出ればOKという人たちばかり。
だったら尚更ゴロを打つかプッシュバントで1塁へ全力疾走することを徹底してやってほしいわけで。
しかし,駿太は今日スタメンでライトオーバーの2塁打も打ちましたし,これからの成長も見越して長期的な戦略なのかもしれません。
小島や深江も,もっと小技の確実性を身に着ければ,スタメンとして出場する価値はあると思いますんで,
今のメンツがダメだとも思ってないんですけどね。将来的に活躍してくれれば,それは森脇の功績だとも言えるわけですし。
しかし今日のライアン小川の狙い球は良かったし,中村の配球も悔しいほど完全に狙いを外されていました。
そして球審が元近鉄の佐藤純一とはいえ,ゾーンがあやふやでわけわかんなかったしー。
5回には円陣を組みなおして挑み,確かにチャンスは作るようになったものの
今度はあと1本が出ないもどかしい試合。
今日は大雨でドーム内も湿度が高く,集中して見るのも疲れる展開。
しかしそんな気候にも関わらずスタンドは超満員でした。小学生招待やら産経新聞観戦会など招待客も多かったですが,
金払ってでも復刻した大阪近鉄を見たいという気持ちで遠くからはるばる来られた方も多かったようです。
上段席を覆ってる「いてまえ通販」の横断幕も外せばよかったのに,
今日は「いてまえ」の日だからスポンサーとして外せなかった?
ようやく8回裏に1死満塁からゴッツァンがセンターへの犠牲フライを放ち,1点を返すものの,これが精一杯。
先頭打者ならヒットを打つものの,ことごとくチャンスクラッカーとなっていたゴッツァンでしか打点を挙げられないなんて。
ビハインドでの反撃を願うBu独特のチャンステーマ「紅の丑」の歌詞
「いてこましたれ!」「ぶちかましたれ!」「負けるか!いわすぞ!」
を繰り返してるうち,なんか私も南大阪に住んで近鉄を応援していたような錯覚に。
しかしぶちかませず,いてこませず,もどかしさが残るまま,試合終了。
Bu 1 - 2 Swallows
高温多湿で満員のドーム内,スカッとした一打が見られなかったのは残念。
2001年当時のタフィー・ローズの映像が流れてましたが,やっぱ彼の気迫とパワーというのは凄まじかったんですよね。
今のデホやバル,糸井と力は十分にあるし,プロ相応の努力を積んでるのは見ていて知ってるんだけど,
たまには目を血走らせ歯を食いしばる鬼の面を表に出した姿も見てみたいものです。
近鉄と合併した,いやバファローズを買収したオリックスが欲しかったものって,そこじゃないんですかね。
そして,1996年,2001年を懐古してるばかりじゃなく,次は2013年がレジェンドとなる可能性を信じて。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
完全に敵だった,かのチーム。
今で言うと,ちょうど今頃の時期に同じ西日本のソフトバンクホークスとオリックスが合併し,
翌年にはオリックス・ホークスとして本拠地を福岡に移して再出発。
その9年後に,ソフトバンク・ホークスのユニフォームで,復刻試合をしているような感じ。
その9年という歳月は,色々な環境と感情を変えていき,福岡まで出向いてソフトバンクを応援している自分がいる。
例えるなら,そんな感じでしょうか。
これから先,そんなことも現実としてありうるから怖いんですけどね。
でも,オリックス・バファローズの京セラドーム主催試合なんて,これまでもライトスタンドは近鉄ファンで埋め尽くされていましたから,
もはやここのライトスタンドで応援する限りは,合併がどうのこうのとか,語るに及ばないものなのかもしれません。
今のオリックスは,バファローズなのだ。そう認識して,とにかくバファローズを応援することしか,
これまでのBlue Waveの歴史を引き継げない,そういうものなのです。
というわけで,覚悟を決めて大阪近鉄を応援してきました。
9年ぶりに登場したバフィー・リード。バギーカーに乗っていた頃が懐かしい。
まさか君を大阪ドームのライトスタンドから見る日が来るなんてね。
当時,「牛がこんなに美人なんて」という衝撃を与えたファルル・リーナも来て欲しかったよ。
でへへ。つばくろうさんはきてましたけどね。ぱちり。
ザ・ディープ・サウスOSAKAの象徴的な「レッドDEハッスル」旋風を巻き起こした大西ユカリ女史も来場。
関係ない話ですが,同姓同名の中学時代の後輩がいましたが,彼女はまた空手でインターハイ銀メダル獲得の凄腕でした。
いつも震えながら話をしていたのを覚えています。全く関係ない話でしたが。
♪長く険しい~荒れた道こそ~打撃道上り詰めろ 誇り高き師(鈴木貴久)を胸に。
大阪近鉄在籍はわずか1年だったわけですが,大西宏明氏がレジェンドのゲストとして登場。
しかし,亡き鈴木貴久を伝承する存在として,これからも焼肉屋と「せやねん」がんばってくれたまへ。
しかし坂口は,2003~2004年当時に戻ったみたいで,10年若返ったような。
そして永久欠番#1の似合わないヤツがいたりww
しかし,プロ野球史上最初で最後であろう代打サヨナラ満塁優勝決定ホームランを献上した2001年当時,
8月までオリックス・ブルーウェーブも優勝争いに加わっていました。
あの頃の小倉・加藤伸一の先発2枚看板,アリアス・ビティエロの打棒に加え高見澤と葛城育郎・福留宏紀の台頭,
そしてストッパー大久保の確立と,イチローが抜けたにも関わらずオリックスの底力を見せ付けた2001年は魅力的でしたよ。
仰木彬の意地を見た1年でした。
大阪近鉄の先発は金子千尋。
当時のエースといえば前川?いやいや岩隈を彷彿とさせるか。
立ち上がりは上々ながら,今日はバレンティンを抑えられず,
バレンティン登場回に手こずりました。
特に2回表は二死3塁から岩村のピッチャーゴロのファーストデホの捕球処理が緩慢で
ファーストキャンバスが間に合わず,先制点を献上してしまったのが後々響きました。
一方,打線は完全にフライヤーと化し,ヤクルト先発ライアン小川を力んで打ち損じてばかり。
いい当たりも多いんですが,ことごとく野手の正面へ。
ならば同じ野手の正面にボールが行っても何故叩きつけるようなゴロを打たないんだ!
今や京セラドームの人工芝は,他の球団の選手を悩ませる予測の付かない跳ね方をするので有名。
さらに今や反発係数の大きなボールになっているわけだし,
今のチームの方針はとにかく機動力と守備力が重視されている人員が優先されているわけです。
小島・深江・駿太・安達といった非力でも塁に出ればOKという人たちばかり。
だったら尚更ゴロを打つかプッシュバントで1塁へ全力疾走することを徹底してやってほしいわけで。
しかし,駿太は今日スタメンでライトオーバーの2塁打も打ちましたし,これからの成長も見越して長期的な戦略なのかもしれません。
小島や深江も,もっと小技の確実性を身に着ければ,スタメンとして出場する価値はあると思いますんで,
今のメンツがダメだとも思ってないんですけどね。将来的に活躍してくれれば,それは森脇の功績だとも言えるわけですし。
しかし今日のライアン小川の狙い球は良かったし,中村の配球も悔しいほど完全に狙いを外されていました。
そして球審が元近鉄の佐藤純一とはいえ,ゾーンがあやふやでわけわかんなかったしー。
5回には円陣を組みなおして挑み,確かにチャンスは作るようになったものの
今度はあと1本が出ないもどかしい試合。
今日は大雨でドーム内も湿度が高く,集中して見るのも疲れる展開。
しかしそんな気候にも関わらずスタンドは超満員でした。小学生招待やら産経新聞観戦会など招待客も多かったですが,
金払ってでも復刻した大阪近鉄を見たいという気持ちで遠くからはるばる来られた方も多かったようです。
上段席を覆ってる「いてまえ通販」の横断幕も外せばよかったのに,
今日は「いてまえ」の日だからスポンサーとして外せなかった?
ようやく8回裏に1死満塁からゴッツァンがセンターへの犠牲フライを放ち,1点を返すものの,これが精一杯。
先頭打者ならヒットを打つものの,ことごとくチャンスクラッカーとなっていたゴッツァンでしか打点を挙げられないなんて。
ビハインドでの反撃を願うBu独特のチャンステーマ「紅の丑」の歌詞
「いてこましたれ!」「ぶちかましたれ!」「負けるか!いわすぞ!」
を繰り返してるうち,なんか私も南大阪に住んで近鉄を応援していたような錯覚に。
しかしぶちかませず,いてこませず,もどかしさが残るまま,試合終了。
Bu 1 - 2 Swallows
高温多湿で満員のドーム内,スカッとした一打が見られなかったのは残念。
2001年当時のタフィー・ローズの映像が流れてましたが,やっぱ彼の気迫とパワーというのは凄まじかったんですよね。
今のデホやバル,糸井と力は十分にあるし,プロ相応の努力を積んでるのは見ていて知ってるんだけど,
たまには目を血走らせ歯を食いしばる鬼の面を表に出した姿も見てみたいものです。
近鉄と合併した,いやバファローズを買収したオリックスが欲しかったものって,そこじゃないんですかね。
そして,1996年,2001年を懐古してるばかりじゃなく,次は2013年がレジェンドとなる可能性を信じて。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
これも小川投手の球威のせいでしょうか。
最後は完封免れただけでも。。
そうれはそうと、
今日は昔の近鉄の応援歌も多く流れていましたが、
基本的にオリックスの応援は一見さんお断りですよね。。
もう少し簡単にしたらいいと思うのですが、、
ライトスタンドと内外野の隔たりをどうも感じます。
良くも悪くも。。。