心地よい風が吹きぬける年に数回の神戸屋外デーゲーム。
前日の金子-則本のエース対決でイーグルスに大差で制したオリックス。
とはいえ,展開によってはどう転ぶかわからない,油断は禁物の試合ではありました。
場所を神戸に移しての一戦はディクソンと塩見の先発。
ディクソンも制球はいつもながら不安定で,塩見は球が見切られ打ち損じに期待するしかない展開。
しかしチーム状態の差なのか,楽天銀次のエラーからチャンスを広げ,糸井のタイムリーで先制。
一方でディクソンは散々ランナーを置くも,打球は野手の守備範囲内に納めて無失点。
1回だけで40球を要した塩見に対し,しっかりボールを見極めてランナーを貯め,
追加点は意表を着く平野恵一のセーフティスクイズで2点目。これで流れがオリックスに。
そしてペーニャが1打席目に三振に取られたフォークボールを狙い撃ち,豪快にレフトスタンドへ。
この時点でオ5-1楽。試合の主導権を握りました。
さらにオリ打線は楽天2番手小山からも,去年抑えられた鬱憤を晴らすかのように
容赦なく得点を重ね,9-1に。
ディクソンは4回に無死ランナー1・2塁からAJ・ユーキリス・松井カヅオを三者空振三振を取る粘りを見せ,勝負アリ。
今後に期待がかかる東明が四球でランナーを貯めAJにスリーランを打たれ,多少の冷や汗はありましたが,
それですらチームとしてはダメージを受けることもなく一方的展開。
しかし,5回までで3時間を要しており,とにかく長い!
個人的には,不調の東明の後を継いだ中山が7回途中からキッチリ抑えて
試合進行に貢献してくれたので,試合のMVPは中山でもええんちゃうか,と思っていたほど。
結局16安打10得点で快勝。(オ10-4楽)
欲を言えば,9回裏の4人目の打者に後藤光尊が控えていたので,打席に回ってくるのを楽しみにしていたんですが,
西田がゲッツーに倒れてゴッツァンには巡りあえないままゲームセット。
ま,前日みたいに最後の打者になるよりいいか。
ヒーローは打で活躍したペーニャ。
前回同様,愛娘さんを連れてました。
Bs 10 - 4 Eagles
前回はヒーローインタビュー中に娘さんがハナクソほじってお口にパクリとしちゃったのを
ビジョンにもテレビにも映ってしまったのでドキドキしながら見てましたが,今日は大丈夫でした(ホッともっと)
今日一番のファインプレー。(まさか)
ディクソンも要所では粘ったものの,今日の出来はイマイチだったし,
ヘルマンが自打球で足を打撲していたり,坂口が試合前のシートノックも受けておらずアクシデントを予感させることもあったり,
心配事は尽きないものですが,それ以上にチーム全体がいい状態にあるようです。
毎年恒例大型連敗する魔の“Golden Weak”もこのままの調子で乗り切れるかも。
8連敗してもまだ勝率5割だし・・・(弱気)
とにかく“オリックス・バファローズが首位キープ”なんて,この10年来使ったこともない言葉。
ブルーウェーブ時代の2001年に梅雨の時期に連勝して首位争いしていたもんですけど,CS争いを除けばそれ以来かもね。
オリファンが“首位”なんて口にした途端,陥落するんちゃうやろか,縁起ものにキズがつかへんやろか。
そんくらい,戸惑っております。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
前日の金子が良すぎたのでなおさら・・・
でも、ディクソンって不思議に点を取られないですよね。
こんな攻撃・野球がしたかったといった点の取り方には
感動しました。
神戸での勝利、格別です!