シーズン最後の日曜日主催ゲーム。
と聞くと,もはや佳境に差し掛かったのかなと思えるんですよね。
しかしここ3ヶ月間,日曜日に勝ってないオリ。
日曜日のサードユニの主催試合は吉田一将のイメージが強くなりましたが,
先週の西武ドームで序盤から炎上したこともあり,不安も残っていました。
そのイメージを払拭することを含め捕手をザキヤマにして臨んだ一戦でしたが,
序盤は安達,糸井,平野,坂口の好守備に助けられたこともあり,ハム打線を抑え込めましたね。
この試合,ハムの関西でのシーズン最後の試合ということで,
引退宣言をした稲葉選手にとっても関西でのラストゲームにもなりました。
いやほんと,オリ戦では脅威以外の何者でもなかったな~
ハム先発は苦手意識のある上沢ということでしたが,
2回裏にペーニャの低い弾道がレフト中段に突き刺さる一発でオリが先制。(オ1-0日)
さらに3回裏に先頭安達の四球からザキヤマ犠打,ヘルマンはセカンド中島の横を抜くヒットで続き
,
平野がライト犠牲フライで1点追加。さらに糸井センター前に落ちるポテンヒット,そしてペーニャが
サード小谷野への高いバウンドのゴロも全力疾走で内野安打として3塁ランナーのヘルマンが生還(オ2-0日)
なおも満塁として坂口が逆方向レフトへのタイムリーで更に2点追加(オ5-0日)
これで苦手上沢を攻略し,今後札幌やCSでの対戦があるとしても嫌なイメージを持たずに挑めそうです。
しかし大量リードをもらって直後の4回表,陽ダイカンと大谷にソロホームランを浴びて
2点差に詰め寄られる吉田一将。(オ5-2日)
大谷は投手として二桁勝利を記録すると共に,打者としては二桁ホームランを決めた一発だっただけに
世間はもう大谷一色ですね。オリが勝とうがハムが勝とうがもはやどうでもいいレベル。
とくに今日は阪神が負けたこともあって,明日のスポーツ紙一面は大谷なのかも。
それだけ大谷が達成したのは凄い記録ではあるものの,オリファンとしては打たれて欲しくなかった一発でもありました。
ホームランを打たれた陽まで回した時点で比嘉にスイッチ。同時に捕手もザキヤマから伊藤光へ・・
比嘉は陽に内野安打を許し1点を失いますが,中田をボール先行で苦しみながらもレフトフライに打ち取ってハムの反撃を断ちました。
すると6回裏,上沢から鍵谷に交代した直後,糸井がワンバウンドボールの死球で出塁すると
ペーニャがライトへの2塁打でチャンスを広げ,T-岡田は四球を選んで再び満塁で坂口が打席へ。
試合前,スコアボードに満塁に強い打者として打率順で「1位 川端,2位 伊藤,3位 駿太」が挙げられていたわけですが,
今日に関しては圧倒的に坂口でした。こんどは右中間へ引っ張り込み,走者一掃のタイムリー3塁打。
これで試合は決まったようなもの(オ8-3日)
稲葉の試合最終打席となる8回には,もはやライトスタンドからも稲葉への応援歌の歌声が響き渡りました。
Bs 8 - 4 Fighters
ペーニャの失敗を恐れない積極的な走塁と坂口の意地のタイムリーが光った試合でした。
私が個人的に気になるザキヤマは,調子の悪かった吉田をよく支えてくれてます。
チーム一丸となった勝利でした。
もはやこの試合は大谷の話題ばかりがメディアに取り上げられるためか,
ヒーローインタビューを映すカメラの数は普段の半数程度にしかいない寂しいものでしたが・・
ペーニャのインタビュー中はブル君とイチャつく坂口。
途中怒られてシーッ!!
坂口の「さらにひとつにナロー!!」の声で球場では盛り上りましたよ。
カメラマンは少なかったですが,インタビュー直後は多数の「カメラ女子」による取材があったようです。
カメラ女子に対してもサービス旺盛なペーニャ。
2度の満塁のチャンスの場面で見事に期待に応えてくれた坂口。
満塁に強かったのであれば,川端や伊藤光,駿太でも坂口以上の結果は出していたのかもしれません。
ただ,ゲームキャプテンとしてチームをプレーや言動で鼓舞できるのは坂口だからこそ,なのです。
今後の試合も,遠征が多く苦しい試合が続く中ですけれども,
これだけの試合数を消化するための経験を有している坂口のキャプテンシーに期待したいと思っています。
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日曜連敗脱出を願い、力の限りを尽くしました。特に坂口・ペーニャありがとう!
33000人超の方々とあの場にいれたこと、大満足です!
大谷のHRは歴史の立会いでしたし、ライトスタンドも巻き込んだ稲葉ジャンプは感動的でもありましたね。
企画して同席してくれた後輩、一人旅を許してくれた家族に感謝です。
残り試合も千葉から全力で応援します!