騙し、騙されのドラマをクリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス、ブラッドリー・クーパーらの巧みな演技とデヴィッド・O・ラッセルの演出でグイグイと見せる。
音楽の使い方も上手くて、単なるBGMでなくてその時の人物の心理描写として機能している。
クリスチャン・ベイルとエイミー・アダムスが出会うきっかけがデューク・エリントンだったり、ディスコで"フィーヴァー"する時にかかっているのがドナ・サマーだったりと、一々上手い。
冒頭、禿げ弄りで始まるのだけれど、これがテーマ(人は信じたいものを信じる)に繋がってくるのは非常に上手いなぁ。小倉さんのコメント希望(笑)。
映画評論家 町山智浩さん解説、映画「アメリカン・ハッスル」詐欺師ワインバーグの物語
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます