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格差の話

2021-10-04 12:18:00 | 政治
 日本で格差が拡大しているという。確かに多くの指標が金を持っている。
 細かい話をすると難しくなるので簡単な感想だけ書くと,格差は拡大しているけれど,本質的な格差は縮小していると思っている。
 実際に新聞の見出しは“相対的な貧困”と表現しており絶対的な貧困では無い。
 絶対的な貧困とは,食うに食われずの状態が続くような貧困で有り,日本で生活している限り,そのような状態に陥るのはかなり珍しいと思われる。
 子ども食堂の記事などで,食うや食わずになっているというシングルマザーなどが出てくるが,実際のところはどうなのだろうか疑っても良いとは思う。
 日本では生活保護になった状態でも食に困る状態にはならない。衣服も住居も大概なんとかなる。 まあ,こういった貧困状態の人たちを除いて一般的と思われる日本人の生活では,食には困らないし,娯楽もそれなりにある。
 持ち物だって,それなりにある。
 車がわかりやすい例だが,都市部に住む人は車はいらないだろうし,田舎に住んでいる人は軽自動車だったら持っていることが多い。
 車も安いものから高いものまで色々あるが,要は移動手段としての役割を果たせるかどうかだけが問題となる。そこに億単位の金額がかかる車だろうと,中古で30万円の車だろうと本質的な差は無いのである。
 時計もそうである。何千万もする機械式の時計を着けている人もいるが,その機能は千円のチープカシオと変わらないのである。何千万円もする時計は宝飾品としての価値だと言われればそのとおりだが,宝飾品を着けたいかと問われるとそれはそうでもない人たちが多いのでは無いかと思っている。
 結局格差は拡大してないのではと思っている。