2週間近く患った誤嚥性肺炎も治ったらしく
母の転院に向けての準備が病院同士での連携でスタート
受け入れ先の療養病床には以前のケアマネさんからリサーチ済み
救急車搬送後、一ヶ月もの間
ベッドに24時間抑制され続けた母は
ついに今日、私のことは知らない人だと言った
寝たきりで認知が一層進み
「どなた?どこに住んでるの?」
母に自分の名前を聞くと自分の名前は答えられます
旦那さまの名前も答えられます
娘さんの名前も答えられます
私がその娘だと言うと…
「娘はあんたみたいに老けてない!」
と言いはなった
どちらさん?大分の人?山口のひと?
と親戚の名前が出るも
目の前の私は娘ではないそう
口から食べることも拒絶し
鎖骨のCVポートからの高カロリー輸液のみで
転院しても過ごす母
私を娘だとは思うことはこの先叶わない